【Dorico】【参考情報】キーボードショートカット一覧~後編~

最近、頭角を表してきた後発の作譜ソフト「Dorico」。

Finaleが終了した際は、MakeMusic社が公式に移行対象の代替ソフトとして掲げられていました。

現在は、様々な場面・分野でユーザーに使われ、Sibeliusと並び、業界標準の一角を担っています。

今回はそんなDoricoのデフォルトのショートカットキーについて、紹介します。

基本的には、[編集] > [環境設定] > [キーボードショートカット]で確認が可能です。

なお、ここでは Dorico pro(ver.6) での内容に基づいた内容となっています。

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ショートカット一覧

ショートカット一覧は、3編構成になっています。(前編:リンク、中編:リンク、後編:本記事)

以下は、Windowsでのキーを記載しています。

Macの場合は、「Ctrl ⇒ Command」「Alt ⇒ Option」のように、適宜読み替えていただければと思います。

音符の入力

メニューショートカットキー
MIDIトリガー領域を作成 )
はさみ U
アーティキュレーションを設定
> アクセント
@
アーティキュレーションを設定
> スタッカティシモ
{
アーティキュレーションを設定
> スタッカート
[
アーティキュレーションを設定
> テヌート
]
アーティキュレーションを設定
> テヌートスタッカート
}
アーティキュレーションを設定
> マルカート
:(コロン)
アーティキュレーションを設定
> 強調
‘(アポストロフィ)
アーティキュレーションを設定
> 強調解除
*
キャレットを右の小節開始位置に移動Ctrl + →
Ctrl + テンキーの「→」
キャレットを左の小節開始位置に移動Ctrl + ←
Ctrl + テンキーの「←」
キャレットを進める Space
キューを作成 Shift + U
コメントに返答 Alt + R
コメントを作成 Alt + C
コード記号を作成 Shift + Q
スラッシュ付き声部を作成 Alt + Shift + V
スラーを停止 Shift + S
スラーを開始 S
タイ T
テキストを作成
> デフォルトのテキスト
Shift + X
テンポを作成 Shift + T
ノート入力を停止 Esc
ノート入力を開始 Shift + N
ピッチをデュレーションの前に指定する設定を切り替え K
フィンガリングを作成 Shift + F
ヘアピンを停止 ?
ペダル線を終了 )
リズムグリッドの間隔で分割 Alt + U
リズムグリッドの間隔を広げる Alt + [
リズムグリッドの間隔を狭める Alt + @
リハーサルマークを作成 Shift + A
リピートを作成 Shift + R
上へ移動
テンキーの「↑」
上方向へ延長Shift + ↑
Shift + テンキーの「↑」
下へ移動
テンキーの「↓」
下方向へ延長Shift + ↓
Shift + テンキーの「↓」
付点の数を切り替え Alt + .(ピリオド)
付点音符 .(ピリオド)
休符 ,(カンマ)
反復記号 R
右へ移動
テンキーの「→」
右を削除 Delete
和音を入力 Q
声部を作成 Shift + V
小節または小節線を作成 Shift + B
左へ移動
テンキーの「←」
左を削除 Backspace
延長記号または休止記号を作成 Shift + H
強弱記号を作成 Shift + D
拍子記号を作成 Shift + M
挿入を切り替えI
Ins
挿入範囲を切り替え Alt + I
数字付き低音を作成 Shift + G
次の声部 V
歌詞を作成 Shift + L
演奏技法を作成 Shift + P
組段の一番上まで移動Ctrl + ↑
Ctrl + テンキーの「↑」
組段の一番下まで移動Ctrl + ↓
Ctrl + テンキーの「↓」
組段のテキストを作成
> デフォルトのテキスト
Alt + Shift + X
編集停止位置を設定 Alt + Shift + I
臨時記号を設定(A)
> シャープ
^
臨時記号を設定(A)
> ナチュラル
0
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臨時記号を設定(A)
> フラット
-(マイナス)
装飾音を作成 Shift + O
装飾音符のスラッシュ有無を切り替え Alt + /
装飾音符を作成 /
調号を作成 Shift + K
連符の入力を終了 +
連符を作成 ;(セミコロン)
音価を延ばす ^
音価を縮める -(マイナス)
音程を追加 Shift + I
音符のデュレーションをロック L
音符のデュレーションを強制O
音符のデュレーションを設定
> 1/128音符
1
音符のデュレーションを設定
> 16分音符
4
音符のデュレーションを設定
> 2分音符
7
音符のデュレーションを設定
> 32分音符
3
音符のデュレーションを設定
> 4分音符
6
音符のデュレーションを設定
> 64分音符
2
音符のデュレーションを設定
> 8分音符
5
音符のデュレーションを設定
> 倍全音符
9
音符のデュレーションを設定
> 全音符
8
音符入力オプション… Ctrl + Shift + I
音部記号を作成 Shift + C

音符の編集

メニューショートカットキー
1オクターブでピッチを上げるCtrl + Alt + ↑
Ctrl + Alt + テンキーの「↑」
1オクターブでピッチを下げるCtrl + Alt + ↓
Ctrl + Alt + テンキーの「↓」
1ステップでピッチを上げるAlt + ↑
Alt + テンキーの「↑」
1ステップでピッチを下げるAlt + ↓
Alt + テンキーの「↓」
アイテムを編集または音符入力を開始Return(Enter)
グリッド値でデュレーションを延長Alt + Shift + →
Alt + Shift + テンキーの「→」
グリッド値でデュレーションを短縮Alt + Shift + ←
Alt + Shift + テンキーの「←」
グリッド値に従って右に移動Ctrl + Alt + →
Ctrl + Alt + テンキーの「→」
グリッド値に従って左に移動Ctrl + Alt + ←
Ctrl + Alt + テンキーの「←」
デュレーションを延長Ctrl + Alt + Shift + →
Ctrl + Alt + Shift + テンキーの「→」
デュレーションを短縮Ctrl + Alt + Shift + ←
Ctrl + Alt + Shift + テンキーの「←」
上のノート名を使用して書き換えAlt + ^
上の譜表に移動Alt + N
下のノート名を使用して書き換えAlt + -(マイナス)
下の譜表に移動Alt + M
半ステップでピッチを上げるAlt + Shift + ↑
Alt + Shift + テンキーの「↑」
半ステップでピッチを下げるAlt + Shift + ↓
Alt + Shift + テンキーの「↓」
右へ移動Alt + →
Alt + テンキーの「→」
左へ移動Alt + ←
Alt + テンキーの「←」

商品情報

各作業に最適なモードで作譜。出版用に最適。

まとめ

ここで紹介したものは多用するものから、使用頻度が少ないものまであると思います。

ショートカット一覧を見るだけでも、「機能として、こんなことできたんだ!」「これ知っていれば、もっと楽できた!」という発見もあるかもしれません。

ぜひ参考にしてみてください。

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