RICOHから発売されている全天球カメラのTHETAですが、Webカメラとしても使うことができます。
今回は、THETAをWebカメラとして使用する際に、困ったことと解決策をまとめます。
何に困ったのか?
私は、普段は単に全天球の写真を取るに留まっていました。風景写真、集合写真、室内の写真など被写体は様々です。
ですが、何年か前から、プライベートで使用しているPCのカメラが動作不良になりました。そのため、簡易的に映像を撮影したりビデオ会議する際は、Webカメラが必要になっていたのです。
とはいえ、映像を出さないで会議することも可能なので、新しく買ってまで使用することはありませんでした。
そして、ある時、「THETAってWebカメラとして使って、ライブ映像を配信出来なかったっけ?」と思い出し、試すことに。
ここで問題発生です。
THETAには、いくつもモデルが出ているのですが、Webカメラとして使う場合、Z1 / X / V / S の4モデルのみです。(私はTHETA Vを持っていたので、問題はここではないです。)
この4モデル全てにおいてPCとUSBケーブルで接続する必要があります。
問題は、ココ。
Xモデルは側面についているのですが、その他の3モデルは、底面に付いています。しかも、Sモデルに関しては、2本つなぐ必要があります。
実際に使う場面を考えて下さい。Webカメラとして使う場合、普通は固定しますよね?(きっと)
ましてや全天球カメラなんだから、立てた状態で固定しないと全天球カメラを使う意味がない。
そして、一般的にカメラを固定して使う時って、三脚なり、雲台なり、小型スタンドにセットして使いますよね。これらに固定してTHETA(Z1 / V / S)を使おうとすると、USB端子が見事に塞がるんですよ。。。
※なお、一番最新のXモデルは側面にあるので、回避できます。
雲台用のネジ穴とUSB端子の位置関係はこんな感じ。
そこで、しばらく対応できそうなものが無いか探していました。ネットや量販店をしらみつぶしに。
しかし、THETAに接着する雲台が限りなく小さいもの(自撮り棒など)でも、USB端子のコネクタががぶつかって挿せませんでした。スマホホルダーなども見ましたが、幅が広すぎて挟めず。。。でした。
解決策
そんなこんなで諦めて、探して、を繰り返し、最近発見したんです。要求に見合うものが!
それが「スマホザウルス2」というものです。
パッケージは、こんなのです。
箱から出すと、見た目はこんな感じです。
実は、これ、カメラ用品に陳列されていたわけではないのです。
ではどこにあったの?というと、ゴルフ用品でした。
カメラ製品では、あっても「小さめの雲台」や「スマホを挟む用のホルダー」のため、そこかぁ…という感じでした。
なぜ?ゴルフ?と思うかもしれないですが、ゴルフの打つ際のフォームを確認したい時に使うために、作られたようです。そのため、メーカーも「DAIYA GOLF」となっています。
本来は、下側のクリップでゴルフバックなどに挟むことで固定して、上側のクリップでスマホを挟むためのモノです。
ですが、ネット画像を見た所、モノに挟んで固定するだけでなく設置できる。
しかも以下のように、スマホを挟む場所と土台の接点がボールのために自由に稼働できる。
さらには、かつTHETAの細さでも十分挟めそう!ということで購入してみました。
で、購入した結果ですが、見事に挟んで固定することに成功しました!
もちろん、THETAの底部を塞ぐこともないです。
このおかげで、THETAをWebカメラとして使ってみることができそう!という事で、問題は解決しました。
今度、ビデオ通話する時に、試してみようと思っています。
商品情報
以下は、今回の記事で出てきた商品です。
THETAは、私が買った時よりもやっぱり高くなってますね。。。(物価上昇、恐いです。)
まとめ
今回は、THETAをWebカメラとして使用する際の固定方法についてまとめてみました。
同じような思いをしている人もいると思うので、ぜひ参考にしてみてください。