今回話題とするのは、マイクスタンドの代替品です。最近、配信用などでマイクを持ちたい人もいるかと思います。しかし、配信をしている人でマイクを常に手で握って使ってる人はいないですよね?
そこで登場するのがマイクスタンドですが種類が色々あるし、かさ張ります。そして、基本的にはマイクスタンドとしてしか使えないんですよね。どうせ買うなら、色々流用できた方が良い。そんな人に「こんな方法もあるよ。」というものを紹介していこうと思います。
マイクスタンドを選ばないメリット・デメリット
私がマイクを固定するのに、あえてマイクスタンドを選ばなかったのには、理由があります。
なお、私の用途は、ボーカルやギターの録音用/配信用にマイクを固定するためです。その際に感じたマイクスタンドのデメリットに直面し、代用品として三脚を使うことのメリットを記載します。以下を見ると、マイクスタンドを使うことの懸念事項が、三脚を使うことでカバーできることが分かるかなと思います。ただし、三脚を持っていることを前提です。
マイクスタンドのデメリット
マイクスタンドを色々探していた際に感じたデメリットは、以下です。
- モノをあまり増やしたくない
- 価格もピンキリで実用性を考えると高くなる
- マイクスタンドとしてしか使えない
- クランプ型で机に挟める場所がない
- クランプ型は、ちょっとの力で位置が変わらないか?
- スタンド型は最短長も長く、大きさに困る
- スタンド型はちょっとの力で、倒れないか?
- 卓上のものでも振動が伝わってしまわないか?
などなど。
ただし、逆に言えば、卓上型/クランプ型など種類も豊富でバリエーションは豊かです。何よりも省スペースで納めたい場合は、こちらの方が良いでしょう。
三脚を使うメリット
三脚を代用品として使うメリットは、以下です。
- 元々所有しているものがある
- 別用途として使える
- もともとカメラスタンドですから
- 撮影用のスタンドなので、安定性も抜群
- 長さ(高さ)調節は容易で低位置のセットも可能
- 折り畳み式(多段式)がほとんどです
- 周辺(拡張)パーツが豊富
ただし、最大のデメリットがあり、セットした時に場所を取ってしまうことです。上手く省スペースで収まればいいのですが、こればかりはどうにもなりません。。。
三脚をマイクスタンドとして使う際の留意事項
三脚をマイクスタンドとして使う場合、そのまますぐにマイクホルダーをセットして使えるわけではありません。
理由は、ネジのサイズが異なるためです。基本的に、カメラの三脚は、「1/4インチ」のサイズが多いです。しかし、マイクホルダーは「3/8インチ」もしくは「5/8インチ」のサイズが主になります。そのため、変換するためのパーツが必要になります。
周辺(拡張)パーツの例
ここからは、あると便利な周辺(拡張)パーツの紹介です。どれも「痒い所に手が届く」ようなものなので、参考にしてみて下さい。
ブーム(アーム)
カメラで撮影するのにも、便利な代物です。セット位置を低位置に持ってきたりできます。通常三脚は、雲台と呼ばれるカメラをセットする位置にしかマイクをセットすることができません。そのため、三脚の真上にのみセットが可能な状態です。しかし、このブーム(アーム)があれば、通常のスタンド型のマイクスタンドのように自由な位置にセットすることができます。また、縦に設置することで、疑似的に三脚を延長させることも可能です。より近くまでマイクを持ってきたり、クランプ型のように、横や上からマイクをぶら下げるなんてこともできます。
また、この手のものは、使用するとバランスが悪くなるため、カメラやマイクを取り付ける箇所の反対側に重りをぶら下げる場所が付いているのを選ぶと良いでしょう。大抵は、溝や鍵のようなパーツが付いています。
ダブルホットシュー、プレート
配信用などにも活用できると思います。配信時には、カメラも使うこともあるかと思います。しかし、マイク用とカメラ用で三脚を使いたい。もしくは、2台のカメラで同時に撮りたいという場合があるかもしれません。そんな時に活躍するパーツです。三脚の雲台部分に取り付けると、マイクとカメラ(もくしは 2台のカメラ)を同時取り付けることが可能になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?マイクを支えるには、マイクスタンド!と言う考えもありますが、家で使っていると色々と不都合も生じます。今あるものを利用する方法の1つとして、視野に入れてみてはいかがでしょうか。
この件に限らず、今やっている方法よりも、もっといい方法があるかもしれませんよ?