以下の記事で概要を紹介した 動画作成ソフトの DaVinci Resolve。
本記事では、DaVinci Resolve のインストール方法とおすすめの初期設定について、まとめます。
インストール手順
以下の手順でインストールを行います。
DaVinci Resolveは「有償版」と「無償版」がありますが、どちらも基本的な手順は一緒です。
手順
DaVinci Resolveの公式HP(リンク)にアクセスし、「今すぐダウンロード」を押下する。
※「有償版を利用したいけど、まだ購入していない」という場合は、下の「オンラインで購入 \xx,xxx(税込価格)」を押してください。
「今すぐダウンロード」を押下すると、以下の画面が開きます。
無償版を欲しい場合は左側の「DaVinci Resolve」で、有償版を欲しい場合は右側の「DaVinci Resolve Studio」で、利用したいOSのボタンを押下してください。
なお、最新のものではないバージョンが欲しい場合などは、サポートページ(リンク)の「最新のダウンロード情報」からダウンロードするのも1つの方法です。所望するOSを選択してください。
OSのボタンを押下すると、以下の画面が表示されます。
必要事項を記入後、右下の赤い「登録&ダウンロード」ボタンを押下してください。
すると、Windowsの場合は、ZIPファイルのダウンロードが始まります。
ダウンロードが終了したら、ZIPファイルを解凍し、解凍されたフォルダーに入っているインストーラーを起動してください。
初めに、インストールするコンポーネントの選択画面が表示されます。
「DaVinci Control Panels」「DaVinci Resolve xx.xx.xx.xx」(「xx」はバージョン情報)にチェックが入っていることを確認してください。その他は、デフォルトのままで問題ありません。
以降は、通常のインストーラーウィザードと同様に扱ってください。
初回起動時に行う設定
DaVinci Resolveでは、初回起動時に「WELCOME TOUR」の画面が表示されます。
以降は、以下の手順を進めてください。
- 「WELCOME TOUR」の画面の右下で、言語を選択します。
- 「v」マークを押下して「日本語」にしておきましょう。
- その後、中央下部にある「ツアーをスキップ」を押下します。
- ツアーを見たい場合は、「WELCOME TOUR」のボタンを押下してください。
- 「お疲れ様です!もうすぐ完了です。」画面が表示されるので、「クイックセットアップ」を押下します。
- 「システムのクイックチェック」が行われるので、適合していることを確認してください。
- 「継続」ボタンを押下します。
- 「プロジェクトのセットアップ」画面が表示されるので、プロジェクトで扱う解像度を選択してください。
- 「継続」ボタンを押下します。
- 「プロジェクトメディアの場所」画面が表示されるので、保存先を設定します。
- 「継続」ボタンを押下します
- 「キーボードレイアウトを選択」画面が表示されるので、キーボードレイアウトを選択します。
- 「継続」ボタンを押下します。
- 「準備が整いました!」画面が表示されるので、「開始」ボタンを押下します。
上記を実施すると、DaVinci Resolveが起動し、動画作成ができるようになります。
おすすめの設定
ここでは、おすすめのDaVinci Resolveの設定を紹介します。
なお、DaVinci Resolveでは、「環境設定」の中で「システム」と「ユーザー」でパネルを切り替えて設定を行います。
「システム」パネルでは、使用するメモリの上限設定、アカウント連携、プラグインの設定などシステムの動作のベースに深く関わってくる設定を行います。
「ユーザー」パネルでは、インターフェースやユーザーの使い勝手に関するようなカスタマイズができます。
言語設定
初回起動時に行う設定でも言語設定を行いましたが、起動後に変更することもできます。
以下の手順を行うと、表示言語を変更できます。
- メニューの [DaVinci Resolve] > [環境設定…](英語表記:Preference…)を選択する
- ショートカットキー「Ctrl + ,」でも良いです。
- 表示されたウインドウ上部にある「ユーザー」(英語表記:User)を選択する
- 左側にある「ユーザーインターフェース設定」(英語表記:UI Settings)を選択する
- 右側の「言語」(英語表記:Language)で、設定したい言語を選択する
- 「保存」を押下する
- 環境設定が更新された旨のメッセージダイアログが表示されるので、「OK」ボタンを押下する
- DaVinci Resolveを再起動する
プロジェクトの自動保存
明示的に上書き保存などをしなくても、裏でバックアップを取ってくれる設定があります。
このバックアップは、フリーズしてしまうなどの予期せぬ事態からの復帰時に有効です。
手順は以下になります。
- メニューの [DaVinci Resolve] > [環境設定…] を選択する
- ショートカットキー「Ctrl + ,」でも良いです。
- 表示されたウインドウ上部にある「ユーザー」を選択する
- 左側にある「プロジェクトの保存&ロード」を選択する
- 右側の「設定の保存」で、「ライブ保存」にチェックを入れる
- デフォルトで、チェックが入っているはずです。
- 「プロジェクトのバックアップ」にチェックを入れる
- 4つの設定値を設定する
- 「保存」を押下する
手順6で設定する内容は以下を参照下さい。
なお、バックアップは、いずれも古いものから削除されていきます。
設定値 | 説明 |
バックアップ頻度 | 何分ごとにバックアップを保存するか?を設定します。 デフォルト値は、10分です。 |
1時間ごとのバックアップ | 1時間ごとのバックアップを何時間保存するか?を設定します。 デフォルト値は、2時間です。 |
1日ごとのバックアップ | 1日ごとのバックアップを何日保存するか?を設定します。 デフォルト値は、2日です。 |
プロジェクトバックアップの保存先 | 自動保存する際の保存先を設定します。 |
商品情報
公式HPでは、無料版もダウンロードできます。
無料版は、試用期間のようなものではなく、永続的に無料で使い続けることができます。
また、無料版とは言え、プライベートで利用する場合は十分すぎる機能を有しています。
まとめ
今回は、DaVinci Resolveのインストール方法と初期設定についてまとめました。
ここに記載したことは、利用する上での第一歩になります。
ぜひ、参考にしてみてください。