【V1.14.0対応】【ANAGRAM】エフェクトブロック一覧~Amps & Cabs編~

「Darkglass Electronics」から2025年4月に発売された「ベース専用マルチプロセッサー」の「ANAGRAM」。

ある意味、マルチプロセッサーはギター主体でベースについてはサブ的な扱いのものが多かったこともあり、ベーシストから非常に注目を集めています。

本記事では、そんな「ANAGRAM」に搭載されている「エフェクトブロックの一覧」を補足情報と共に紹介していこうと思います。

なお、掲載内容は「V1.14.0」時点のものとなっています。

エフェクトブロック一覧

ANAGRAMに搭載されているエフェクトブロックとその設定値をまとめます。

製作に当たり、参考にしたモデルとして想定できるものがあれば、その情報も記載していますので、参考にしてみてください。

エフェクトブロックは、ファームウェア・アップデートによって随時追加・更新されます。

Amps & Cabs > アンプ

 「Amps & Cabs」のカテゴリーには、アンプモデルとキャビネットシミュレーターが所属しています。

数が多いので、ここでは「アンプ」について、まとめます。

エフェクトブロック設定項目設定値or設定範囲初期値参考にしたモデル(想定)
Harmonic BoosterBoost
0.0~10.0
5.0
Darkglass Harmonic Booster
Character0.0~10.0
0.0
Mid Gain0.0~10.05.0
Mid Freq
Bass
Treble
Jim BassVolume
0.0~10.0
5.0
Marshall Super Bass(JMP / Model 1992)
Master
Bass
Middle
Treble
Leo Bass「Jim Bass」と同一「Jim Bass」と同一「Jim Bass」と同一
Fender Bassman Blackface(1964–1967)
GentleLevel-24dB~0dB
-3.0dB
Noble Preamp/DI
Bass0.0~10.04.0
Treble0.0~10.02.5
Low CutOn
Off
Off
Peggy BassUltra LoOn
Off
 Off
Ampeg SVT “Blue Line”(1969–1972)
Ultra Hi
Bass
0.0~10.0
5.0
Midrange
Mid Shift1
2
3
2
Treble
0.0~10.0
5.0
Level-12dB~12dB0dB
Super CaliforniaVolume-24dB~0dB
-12.0
Fender Super Bassman 300
Bass
0.0~10.0
5.0
Middle
Treble
Master-12dB~12dB0dB
Kallinen KruukkeriMid ContourOn
Off
OnGallien Kruger
Bass
0.0~10.0
5.0
Lo-Mid
Hi-Mid
Treble
Level-12dB~12dB
0dB
Black and Yellow TLIII
Gain
0.0~10.0
5.0
Markbass Little Mark Series
(v1.9で搭載)
Bass
7.0
Mid Low
6.0
Mid High
5.0
High
6.0
Modern Filter
2.0
Vintage Filter
1.0
Level
3.5
Swirl 900
Gain
0.0~10.0
5.0
SWR SM-900
(v1.9で搭載)
Aura Shaper
7.0
Bass
Mid Low
6.0
Low Mid Freq
40Hz~200Hz
89Hz
Mid
0.0~10.0
2.5
Mid Freq
200Hz~1.5kHz
637Hz
Hi Mid
0.0~10.0
4.0
Hi Mid Freq
1.5kHz~6.00kHz
3.75kHz
Treble
0.0~10.0
6.0
Level
0.0~10.0
3.0
SWE TC650
Character
On
Off
On
EBS TD650
(v1.10で搭載)Gain
0.0~10.0
5.0
Bass6.5
Mid
0.0~10.0
5.0
Mid Freq
57Hz~4.00kHz
250 Hz
Treble
0.0~10.0
5.0
Bright
0.0~10.07.0
Tube Mode
On
Off
On
Boost Drive
Off
Drive
0.0~10.0
2.0
Level
6.7
Modern ISOBRICK750
Gain
0.0~10.05.0
Mesa Big Block 750
(v1.10で搭載)Bass7.0
Passive Mid
Active Mid
3.0
Mid Freq
220Hz~2.50kHz
280Hz
Treble
0.0~10.06.0
Level
5.0
Modern ISOBRICK750 OD
Gain
0.0~10.04.0
Mesa Big Block 750 – OD Engaged
(v1.10で搭載)
Overdrive
6.0
Bass6.5
Passive Mid
6.0
Active Mid
Mid Freq
220Hz~2.50kHz
1.30kHz
Treble
0.0~10.04.0
Level
5.0
Fruity HB500
Gain
0.0~10.05.0
Orange Terror Bass 500
(v1.11で搭載)
Overdrive
On
Off
Off
Bass0.0~10.05.0
Middle
Treble
Level3.5
Neural AmpModel
AX Gonzales 1/2/3
AX Peggy 1/2/3
AX Komrade 1/2/3

インポート済みのNAM

AX Gonzales 1ーー
Input-15dB~15dB0dB
Output
EQposOff
PRE
POST
 POST
「Neural Amp」で「NAM(Neural Amp Modeler)」を扱うには、「Tone3000.comなどからダウンロード」「3rdパーティ」「独自作成」などで入手したものを、「Category」を「Amp」として「Darkglass Suite」でインポートする必要があります。
「EQpos」では、EQのセクションの配置場所をNeural Ampの「前」か「後」で選択できます。
Darkglass Suite
下図は「Darkglass Suite」のUIの一部です。
NAMやIRをANAGRAMにインポートしたい時は、「Darkglass Suite」を起動後に「①」を押下してください。
NAMやIRに対して「現在の登録内容の確認」「新規インポート」をしたい場合は、IRでは「②」、NAMでは「③」を押下してください。
「④」のエリアで、現在の登録内容の一覧の確認ができます。
新規登録する場合は「⑤」のボタンを押下してください。
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Amps & Cabs > キャビネット

「Amps & Cabs」のカテゴリーには、アンプモデルとキャビネットシミュレーターが所属しています。

ここでは「キャビネット」について記載しますが、設定値の種類が多いので章を分けてまとめていきます。

設定値(共通)

キャビネットに関するエフェクトブロックとその設定値について、まとめます。

エフェクトブロック設定項目設定値or設定範囲初期値
Bass Cabinet Cabinet 後述(ベースキャビネットの設定値)Black & Yellow 4×10
Mic 後述(ベースマイクの設定値)Condenser 103
PositionCap On-axis
Cone On-axis
Edge On-axis
Cap Off-axis
Cone Off-axis
Edge Off-axis
Cap On Axis
Blend 0%~100%
100%
Level -12dB~12dB0.0dB
Guitar Cabinet Cabinet 後述(ギターキャビネットの設定値)
California combo 2×12
Mic 後述(ギターマイクの設定値)
Condenser 184
PositionCap On-axis
Cone On-axis
Edge On-axis
Cap On Axis
Blend0%~100%
100%
Level-12dB~12dB0.0dB
Artists Cabinet Description 後述(アーティストキャビネットの設定値)
Dave – Beta52A
Blend0%~100%
100%
Level-12dB~12dB0.0dB
User Cabinet Cabinet インポート済みのIRを選択します。ーー
Blend0%~100%
100%
Level-12dB~12dB0.0dB
「IR(インパルスレスポンス)」を扱うには、「Tone3000.comなどからダウンロード」「3rdパーティ」「独自作成」などで入手したものを「Darkglass Suite」でインポートする必要があります。

ベースキャビネットの設定値

ベースキャビネットは、以下から選択可能です。

選択肢参考にしたモデル(想定)
Black and Yellow 4×10 Markbass Standard 104HR
California Bass 4×10 Mesa PowerHouse 410 Neo
Darkglass Neo 2×12
Darkglass Neo 4×10
Darkglass DG212N
Darkglass DG410N
Fruity Bass 1×15
Fruity Bass 4×10
Fruity Bass 8×10
Orangeの1×15、4×10、8×10
Garden of 1×18
Garden of 4×10
Eden D118
Eden D410
Modern Bass 1×15
Modern Bass 4×10
Modern Bass 8×10
Orange OBC410HC 1×15
Orange OBC410HC 4×10
Orange OBC410HC 8×10
Garden of 1×18
Garden of 4×10
Eden Amplification D118
Eden Amplification D410
Modern Bass 1×15
Modern Bass 2×10
Modern Bass 4×10
Modern Bass 8×10
Mesa Engineering Standard PowerHouse 1×15
Mesa Engineering Standard PowerHouse 2×10
Mesa Engineering Standard PowerHouse 4×10
Mesa Engineering Standard PowerHouse 8×10
Mountainino 6×10 Bergantino NV610
Peggy 1×15
Peggy 4×10
Peggy 8×10
Ampeg SVT-15E
Ampeg SVT-410HE
Ampeg SVT-810E
SWIRL 1×15
SWIRL 4×10
SWIRL 8×10
SWR WorkingPro 1×15

SWR Goliath 4×10

SWR Megoliath 8×10
Vintage Peggy 8×10
Ampeg SVT-810E(Heritage Series)

ベースマイクの設定値

ベースマイクは、以下から選択可能です。

選択肢参考にしたモデル(想定)説明
Condenser 103 Neumann TLM 103
現代的なスタジオ用コンデンサーマイク
クリアかつ詳細な音と広がりのある高域、引き締まった低域が特徴
ベースキャビや弦のニュアンスを鮮明に捉える一方で、高域の明るさが強く出すぎることがある
Condenser 414
AKG C414
汎用性が高くバランスの取れた音
低域は抑えられつつ、高域はクリスプに再生されるフルレンジのベースサウンドが特徴
ニュートラルからやや前に出る音まで調整できる
Condenser 67 Neumann U67
ビンテージのチューブコンデンサーマイク
温かく滑らかかつ倍音豊かな音が特徴
丸みのある高域により、ベースキャビに太く音楽的でクラシックな存在感を与える
Dynamic 112 AKG D112
定番のキック/ベースキャビ用マイク
パンチのある低域と中域のくぼみ、クリック感のある高域が特徴
ベースキャビの「ドン」という迫力とアタックを強調する
Dynamic 421 Sennheiser MD421スタジオ/ライブで定番のマイク
太くパンチのある音に加え、低中域の存在感と明瞭なアタックが特徴
ナチュラルながらやや攻めたベースキャビの音で、ミックスにもよく馴染む
Dynamic 52 Shure Beta 52A現代的なキック/ベースキャビ用マイク
強調された深い低域と明瞭なアタック、中域のくぼみが特徴
あらかじめ整えられたような、モダンでパワフルなベースキャビサウンドを生み出す
Dynamic 7 Shure SM7B
放送・スタジオ向けのダイナミックマイク
滑らかでコントロールされた中域寄りの音と抑えられた高域が特徴
アタックは控えめで荒さが少なく、ベースキャビに太く温かみのある音を与える

ギターキャビネットの設定値

ギターキャビネットは、以下から選択可能です。

選択肢参考にしたモデル(想定)
California combo 2×12 Fender Twin
Fashionista 4×12Marshall 4×12
Modern 4×12 Mesa Rectifier Cab 4×12
Panzer 4×12 Diezel 4×12
Topper 2×12 combo VOX AC30 (Top Boost)
Vintage London 4×12 Marshall 1960A/B (Greenbacks)

ギターマイクの設定値

ギターマイクは、以下から選択可能です。

選択肢参考にしたモデル(想定)説明
Condenser 184 Neumann KM184明るく高速で解像度が高く、低域はタイト
ギターキャビのアタックやトランジェントを正確に捉える特性を持つ
配置によってはシャープすぎる音になる可能性がある
Dynamic 421 Sennheiser MD421低中域が豊かで高域は滑らか
温かみと輪郭を両立した太くパンチのある音
Dynamic 57 Shure SM57
中域が前に出て低域はタイト、プレゼンスが強調

ミックスに埋もれにくい攻撃的で抜けの良い定番の音
Dynamic 906 Sennheiser e906
タイトでパンチがありややドンシャリ気味

プレゼンス調整により明瞭なアタックと余計な歪みを抑えた音

現代的でコントロールされたギターサウンドを実現する
Ribbon 121 Royer R-121
温かく滑らかで倍音が豊か

高域が抑えられ、角の取れた太く自然で完成度の高い音
Ribbon 160 Beyerdynamic M160
低域を抑えつつバランスが良く、リボンとしてはやや開けた高域

滑らかさと明瞭さを両立しつつ耳に痛くならない音

アーティストキャビネットの設定値

アーティストキャビネットは、以下から選択可能です。

それぞれの名称は「アーティスト名 – 分類(使用したマイクやテーマ)」の形式となっています。

アーティストについては、「Dave:Dave Elitch氏」「Forrester:Forrester Savell氏」「Jon:Jon Stockman氏」「Nolly:Adam “Nolly” Getgood氏」と考えられます。

キャビネット名補足
Dave – Beta52A Shure Beta 52Aを使用
Dave – D12e AKG D12Eを使用
温かみのある低域が特徴
Dave – MD421 Sennheiser MD421
Dave – MD441 Sennheiser MD441
タイトなレスポンス
Forrester – Bitey 明るくアグレッシブな音
Forrester – Clear クリアで透明感がある音
Forrester – Monster程音に飽和感がある音
Forrester – Punch ミッドが強く、タイトな音
Forrester – Thick 暖かく、倍音のある音
Jon – 2×12明瞭さとパンチ、そして圧倒的な低域の厚みがある音
Jon – 4×10明瞭さとパンチ、そして圧倒的な低域の厚みがある音
Jon – 8×10明瞭さとパンチ、そして圧倒的な低域の厚みがある音
Nolly – Blend複数のマイクを使用したバランスの取れた音
Nolly – AllTheMidsミックス内での明瞭さを重視した、中域が前に出る音
Nolly – ScoopyDoo ドンシャリ系(低音域・広音域を強調)の音
Nolly – RolledOff ヴィンテージの温かみが得られる音
Nolly – VintageStack ヴィンテージキャビネットをスタックした音
Nolly – Mega-Meld-IR複数のマイクやキャビネットの音を重ねて作られた、奥行きやニュアンスが豊かな音

商品情報

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まとめ

今回は、ベース向けマルチプロセッサー「ANAGRAM」に搭載されている「エフェクトブロックの一覧」についてまとめてみました。

「ANAGRAM」での音作りをする際のヒントになれば幸いです。

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