【V1.16.0対応】【ANAGRAM】エフェクトブロック一覧~Amps & Cabs編~

「Darkglass Electronics」から2025年4月に発売された「ベース専用マルチプロセッサー」の「ANAGRAM」。

ある意味、マルチプロセッサーはギター主体でベースについてはサブ的な扱いのものが多かったこともあり、ベーシストから非常に注目を集めています。

本記事では、そんな「ANAGRAM」に搭載されている「エフェクトブロックの一覧」を補足情報と共に紹介していこうと思います。

なお、掲載内容は「V1.14.0」時点のものとなっています。

エフェクトブロック一覧

ANAGRAMに搭載されているエフェクトブロックとその設定値をまとめます。

製作に当たり、参考にしたモデルとして想定できるものがあれば、その情報も記載していますので、参考にしてみてください。

エフェクトブロックは、ファームウェア・アップデートによって随時追加・更新されます。

Amps & Cabs > アンプ

 「Amps & Cabs」のカテゴリーには、アンプモデルとキャビネットシミュレーターが所属しています。

数が多いので、ここでは「アンプ」について、まとめます。

エフェクトブロック設定項目設定値or設定範囲初期値参考にしたモデル(想定)
Harmonic BoosterBoost
0.0~10.0
5.0
Darkglass Harmonic Booster
Character0.0~10.0
0.0
Mid Gain0.0~10.05.0
Mid Freq
Bass
Treble
Jim BassVolume
0.0~10.0
5.0
Marshall Super Bass(JMP / Model 1992)
Master
Bass
Middle
Treble
Leo Bass「Jim Bass」と同一「Jim Bass」と同一「Jim Bass」と同一
Fender Bassman Blackface(1964–1967)
GentleLevel-24dB~20dB
-3.0dB
Noble Preamp/DI
(v1.15.0で更新)Bass0.0~10.04.0
Treble0.0~10.02.0
Low CutOn
Off
Off
Peggy BassUltra LoOn
Off
 Off
Ampeg SVT “Blue Line”(1969–1972)
Ultra Hi
Bass
0.0~10.0
5.0
Midrange
Mid Shift1
2
3
2
Treble
0.0~10.0
5.0
Level-12dB~12dB0dB
Peggy FlipTopVolume0.0~10.04.0Ampeg B-15 Portaflex
(v1.16で搭載)Bass0.0~10.06.0
Treble0.0~10.04.0
Output Level0.0~10.02.5
Peggy ClassicInput
0db
-15db
0dbAmpeg SVT CL (Classic)
(v1.16で搭載)Gain
0.0~10.03.0
Ultra Lo
On
Off
 Off
Ultra Hi
On
Off
 Off
Bass
0.0~10.05.0
Midrange
0.0~10.05.0
Mid Frequency
1
2
3
4
5
3
Treble
0.0~10.05.0
Master
0.0~10.03.0
Level0.0~10.05.0
Super CaliforniaVolume-24dB~0dB
-12.0
Fender Super Bassman 300
Bass
0.0~10.0
5.0
Middle
Treble
Master-12dB~12dB0dB
Kallinen KruukkeriMid ContourOn
Off
OnGallien Kruger
Bass
0.0~10.0
5.0
Lo-Mid
Hi-Mid
Treble
Level-12dB~12dB
0dB
Black and Yellow TLIII
Gain
0.0~10.0
5.0
Markbass Little Mark Series
(v1.9で搭載)
Bass
7.0
Mid Low
6.0
Mid High
5.0
High
6.0
Modern Filter
2.0
Vintage Filter
1.0
Level
3.5
Swirl 900
Gain
0.0~10.0
5.0
SWR SM-900
(v1.9で搭載)
Aura Shaper
7.0
Bass
Mid Low
6.0
Low Mid Freq
40Hz~200Hz
89Hz
Mid
0.0~10.0
2.5
Mid Freq
200Hz~1.5kHz
637Hz
Hi Mid
0.0~10.0
4.0
Hi Mid Freq
1.5kHz~6.00kHz
3.75kHz
Treble
0.0~10.0
6.0
Level
0.0~10.0
3.0
SWE TC650
Character
On
Off
On
EBS TD650
(v1.10で搭載)Gain
0.0~10.0
5.0
Bass6.5
Mid
0.0~10.0
5.0
Mid Freq
57Hz~4.00kHz
250 Hz
Treble
0.0~10.0
5.0
Bright
0.0~10.07.0
Tube Mode
On
Off
On
Boost Drive
Off
Drive
0.0~10.0
2.0
Level
6.7
Modern ISOBRICK750
Gain
0.0~10.05.0
Mesa Big Block 750
(v1.10で搭載)Bass7.0
Passive Mid
Active Mid
3.0
Mid Freq
220Hz~2.50kHz
280Hz
Treble
0.0~10.06.0
Level
5.0
Modern ISOBRICK750 OD
Gain
0.0~10.04.0
Mesa Big Block 750 – OD Engaged
(v1.10で搭載)
Overdrive
6.0
Bass6.5
Passive Mid
6.0
Active Mid
Mid Freq
220Hz~2.50kHz
1.30kHz
Treble
0.0~10.04.0
Level
5.0
Fruity HB500
Gain
0.0~10.05.0
Orange Terror Bass 500
(v1.11で搭載)
Overdrive
On
Off
Off
Bass0.0~10.05.0
Middle
Treble
Level3.5
Neural AmpModel
AX Gonzales 1/2/3
AX Peggy 1/2/3
AX Komrade 1/2/3

インポート済みのNAM

AX Gonzales 1ーー
(v1.16で更新)Input-15dB~15dB0dB
Output
EQposOff
PRE
POST
 POST
「Neural Amp」で「NAM(Neural Amp Modeler)」を扱うには、「Tone3000.comなどからダウンロード」「3rdパーティ」「独自作成」などで入手したものを「Category」を「Amp」として「Darkglass Suite」でインポートする必要があります。
「Neural Amp」は、NAM A2 をサポートしています。
「EQpos」では、EQのセクションの配置場所をNeural Ampの「前」か「後」で選択できます。
Darkglass Suite
下図は「Darkglass Suite」のUIの一部です。
NAMやIRをANAGRAMにインポートしたい時は、「Darkglass Suite」を起動後に「①」を押下してください。
NAMやIRに対して「現在の登録内容の確認」「新規インポート」をしたい場合は、IRでは「②」、NAMでは「③」を押下してください。
「④」のエリアで、現在の登録内容の一覧の確認ができます。
新規登録する場合は「⑤」のボタンを押下してください。
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Amps & Cabs > キャビネット

「Amps & Cabs」のカテゴリーには、アンプモデルとキャビネットシミュレーターが所属しています。

ここでは「キャビネット」について記載しますが、設定値の種類が多いので章を分けてまとめていきます。

設定値(共通)

キャビネットに関するエフェクトブロックとその設定値について、まとめます。

エフェクトブロック設定項目設定値or設定範囲初期値
Bass Cabinet Cabinet 後述(ベースキャビネットの設定値)Black & Yellow 4×10
Mic 後述(ベースマイクの設定値)Condenser 103
PositionCap On-axis
Cone On-axis
Edge On-axis
Cap Off-axis
Cone Off-axis
Edge Off-axis
Cap On Axis
Blend 0%~100%
100%
Level -12dB~12dB0.0dB
Guitar Cabinet Cabinet 後述(ギターキャビネットの設定値)
California combo 2×12
Mic 後述(ギターマイクの設定値)
Condenser 184
PositionCap On-axis
Cone On-axis
Edge On-axis
Cap On Axis
Blend0%~100%
100%
Level-12dB~12dB0.0dB
Artists Cabinet Description 後述(アーティストキャビネットの設定値)
Dave – Beta52A
Blend0%~100%
100%
Level-12dB~12dB0.0dB
User Cabinet Cabinet インポート済みのIRを選択します。ーー
Blend0%~100%
100%
Level-12dB~12dB0.0dB
「IR(インパルスレスポンス)」を扱うには、「Tone3000.comなどからダウンロード」「3rdパーティ」「独自作成」などで入手したものを「Darkglass Suite」でインポートする必要があります。

ベースキャビネットの設定値

ベースキャビネットは、以下から選択可能です。

選択肢参考にしたモデル(想定)
Black and Yellow 4×10 Markbass Standard 104HR
California Bass 4×10 Mesa PowerHouse 410 Neo
Darkglass Neo 2×12
Darkglass Neo 4×10
Darkglass DG212N
Darkglass DG410N
Fruity Bass 1×15
Fruity Bass 4×10
Fruity Bass 8×10
Orangeの1×15、4×10、8×10
Garden of 1×18
Garden of 4×10
Eden D118
Eden D410
Modern Bass 1×15
Modern Bass 4×10
Modern Bass 8×10
Orange OBC410HC 1×15
Orange OBC410HC 4×10
Orange OBC410HC 8×10
Garden of 1×18
Garden of 4×10
Eden Amplification D118
Eden Amplification D410
Modern Bass 1×15
Modern Bass 2×10
Modern Bass 4×10
Modern Bass 8×10
Mesa Engineering Standard PowerHouse 1×15
Mesa Engineering Standard PowerHouse 2×10
Mesa Engineering Standard PowerHouse 4×10
Mesa Engineering Standard PowerHouse 8×10
Mountainino 6×10 Bergantino NV610
Peggy 1×15
Peggy 4×10
Peggy 8×10
Ampeg SVT-15E
Ampeg SVT-410HE
Ampeg SVT-810E
SWIRL 1×15
SWIRL 4×10
SWIRL 8×10

SWR WorkingPro 1×15

SWR Goliath 4×10

SWR Megoliath 8×10
Vintage Peggy 8×10
Ampeg SVT-810E(Heritage Series)
Peggy Fliptop 1×15
(V1.16で搭載)
Ampeg B15 Portaflex ‘Fliptop’ 1×15

ベースマイクの設定値

ベースマイクは、以下から選択可能です。

選択肢参考にしたモデル(想定)説明
Condenser 103 Neumann TLM 103
現代的なスタジオ用コンデンサーマイク
クリアかつ詳細な音と広がりのある高域、引き締まった低域が特徴
ベースキャビや弦のニュアンスを鮮明に捉える一方で、高域の明るさが強く出すぎることがある
Condenser 414
AKG C414
汎用性が高くバランスの取れた音
低域は抑えられつつ、高域はクリスプに再生されるフルレンジのベースサウンドが特徴
ニュートラルからやや前に出る音まで調整できる
Condenser 67 Neumann U67
ビンテージのチューブコンデンサーマイク
温かく滑らかかつ倍音豊かな音が特徴
丸みのある高域により、ベースキャビに太く音楽的でクラシックな存在感を与える
Dynamic 112 AKG D112
定番のキック/ベースキャビ用マイク
パンチのある低域と中域のくぼみ、クリック感のある高域が特徴
ベースキャビの「ドン」という迫力とアタックを強調する
Dynamic 421 Sennheiser MD421スタジオ/ライブで定番のマイク
太くパンチのある音に加え、低中域の存在感と明瞭なアタックが特徴
ナチュラルながらやや攻めたベースキャビの音で、ミックスにもよく馴染む
Dynamic 52 Shure Beta 52A現代的なキック/ベースキャビ用マイク
強調された深い低域と明瞭なアタック、中域のくぼみが特徴
あらかじめ整えられたような、モダンでパワフルなベースキャビサウンドを生み出す
Dynamic 7 Shure SM7B
放送・スタジオ向けのダイナミックマイク
滑らかでコントロールされた中域寄りの音と抑えられた高域が特徴
アタックは控えめで荒さが少なく、ベースキャビに太く温かみのある音を与える

ギターキャビネットの設定値

ギターキャビネットは、以下から選択可能です。

選択肢参考にしたモデル(想定)
California combo 2×12 Fender Twin
Fashionista 4×12Marshall 4×12
Modern 4×12 Mesa Rectifier Cab 4×12
Panzer 4×12 Diezel 4×12
Topper 2×12 combo VOX AC30 (Top Boost)
Vintage London 4×12 Marshall 1960A/B (Greenbacks)

ギターマイクの設定値

ギターマイクは、以下から選択可能です。

選択肢参考にしたモデル(想定)説明
Condenser 184 Neumann KM184明るく高速で解像度が高く、低域はタイト
ギターキャビのアタックやトランジェントを正確に捉える特性を持つ
配置によってはシャープすぎる音になる可能性がある
Dynamic 421 Sennheiser MD421低中域が豊かで高域は滑らか
温かみと輪郭を両立した太くパンチのある音
Dynamic 57 Shure SM57

中域が前に出て低域はタイト、プレゼンスが強調

ミックスに埋もれにくい攻撃的で抜けの良い定番の音
Dynamic 906 Sennheiser e906

タイトでパンチがありややドンシャリ気味

プレゼンス調整により明瞭なアタックと余計な歪みを抑えた音

現代的でコントロールされたギターサウンドを実現する
Ribbon 121 Royer R-121

温かく滑らかで倍音が豊か

高域が抑えられ、角の取れた太く自然で完成度の高い音
Ribbon 160 Beyerdynamic M160

低域を抑えつつバランスが良く、リボンとしてはやや開けた高域

滑らかさと明瞭さを両立しつつ耳に痛くならない音

アーティストキャビネットの設定値

アーティストキャビネットは、以下から選択可能です。

それぞれの名称は「アーティスト名 – 分類(使用したマイクやテーマ)」の形式となっています。

アーティストについては、「Dave:Dave Elitch氏」「Forrester:Forrester Savell氏」「Jon:Jon Stockman氏」「Nolly:Adam “Nolly” Getgood氏」と考えられます。

キャビネット名補足
Dave – Beta52A Shure Beta 52Aを使用
Dave – D12e AKG D12Eを使用
温かみのある低域が特徴
Dave – MD421 Sennheiser MD421
Dave – MD441 Sennheiser MD441
タイトなレスポンス
Forrester – Bitey 明るくアグレッシブな音
Forrester – Clear クリアで透明感がある音
Forrester – Monster程音に飽和感がある音
Forrester – Punch ミッドが強く、タイトな音
Forrester – Thick 暖かく、倍音のある音
Jon – 2×12明瞭さとパンチ、そして圧倒的な低域の厚みがある音
Jon – 4×10明瞭さとパンチ、そして圧倒的な低域の厚みがある音
Jon – 8×10明瞭さとパンチ、そして圧倒的な低域の厚みがある音
Nolly – Blend複数のマイクを使用したバランスの取れた音
Nolly – AllTheMidsミックス内での明瞭さを重視した、中域が前に出る音
Nolly – ScoopyDoo ドンシャリ系(低音域・広音域を強調)の音
Nolly – RolledOff ヴィンテージの温かみが得られる音
Nolly – VintageStack ヴィンテージキャビネットをスタックした音
Nolly – Mega-Meld-IR複数のマイクやキャビネットの音を重ねて作られた、奥行きやニュアンスが豊かな音

商品情報

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まとめ

今回は、ベース向けマルチプロセッサー「ANAGRAM」に搭載されている「エフェクトブロックの一覧」についてまとめてみました。

「ANAGRAM」での音作りをする際のヒントになれば幸いです。

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