【DaVinci Resolve】Fairlightページ～タイムラインの基本操作（編集操作編）④～

動画編集ソフトのDaVinci Resolveでは、ページ毎に役割を設けて、やれることを分けています。

今回は、その中でもオーディオ編集に関わるFairlightページの「基本的なタイムラインの編集操作」について、全4編（①：リンク、②：リンク、③：リンク、④：本記事）に分けてまとめていこうと思います。

なお、ここで紹介する内容は、DaVinci Resolve Studio 18 に基づいた内容になっています。

目次
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その他の操作（参考情報）

一例ですが、Fairlightページ～タイムラインの基本操作（編集操作編）における他の3つ記事に記載していない情報で、利用しそうなタイムラインの編集操作を参考情報としてまとめてみます。

外部エディターを用いたオーディオクリップの編集

サードパーティーのアプリケーションを使用して、オーディオクリップの編集を行うことができます。

そのためには、[環境設定] > [システム] > [オーディオプラグイン] > [外部オーディオ処理の設定]の設定をする必要があります。

設定方法は、「初めに知っておきたい基礎知識～環境設定 Part.2～（リンク）」を参照下さい。

この設定をしておくと、オーディオクリップに対して開くコンテキストメニューに「外部オーディオ処理」のサブメニューが表示され、利用できるようになります。

「外部オーディオ処理」を行った場合、以下で設定されているディレクトリーに対象のオーディオクリップのコピーが保存されます。

  • [プロジェクト設定] > [キャプチャー・再生] > [キャプチャー] > [クリップの保存先]

保存されたオーディオファイルに対して、「外部オーディオ処理の設定」で設定された動作が実行されます。

外部エディターでの編集後、対象のオーディオファイルが上書き保存されることで、DaVinci Resolve上でも設定が反映されます。

属性の操作

他のページと同様で、クリップやトラックに設定されている属性に対して、様々な操作が可能です。

クリップ名称の変更

以下の手順で、クリップ名を変更することができます。

  1. 変更したいクリップを対象にコンテキストメニューを開く。
  2. 開くコンテキストメニューで「クリップ属性」を選択する。
  3. 「名前」タブを選択する。
  4. 「クリップ名」を変更し、「OK」を押下する。

クリップ属性のコピー

以下の手順で、クリップで設定されている属性を、別のクリップに貼り付けることができます。

  1. 貼り付け元のクリップを選択する。
  2. 「Ctrl + C」などで、コピーする。
  3. 貼り付け先のクリップを選択する。
  4. 以下のいずれかを実施する。

    • クリップを対象に開くコンテキストメニューで「属性をペースト」を選択する。
    • ショートカットキー「Alt + V」を実行する。
コピーできる属性は「ボリューム」「プラグイン」「EQ」です。

トラック属性のコピー

以下の手順で、トラックで設定されている属性を、別のトラックに貼り付けることができます。

  1. 貼り付け元のトラックヘッダーを選択し、コンテキストメニューを開く。
  2. 開いたコンテキストメニューで「属性をコピー」を選択する。
  3. 貼り付け先のトラックヘッダーを選択し、コンテキストメニューを開く。
  4. 開いたコンテキストメニューで「属性をペースト」を選択する。
コピーできる属性は「ボリューム」「ミュート」「EQ」「ダイナミクス」「パン」「プラグイン」です。

属性の削除

以下の手順で、クリップもしくはトラックで設定されている属性を削除し、デフォルトに戻すことができます。

  1. 対象のクリップもしくはトラックを選択し、コンテキストメニューを開く。
  2. 開いたコンテキストメニューで、「属性を削除」を選択する。

オーディオクリップの書き出し

以下の手順で、任意のオーディオクリップをオーディオファイルとして書き出し（エクスポート）することができます。

  1. タイムラインで、対象のクリップを選択する。（複数選択可）
  2. 選択したクリップを対象に、コンテキストメニューを開く。
  3. 開いたコンテキストメニューで「オーディオファイルの書き出し」を選択する。
  4. 開いた「オーディオファイルの書き出し」ウィンドウで、任意の設定を行う。
  5. 「書き出し」ボタンを押下する。

メディアプール内のメディアをタイムライン上から検索

タイムライン上に配置されているクリップをメディアプール内から見つけることができます。

以下のいずれかを実施してください。

  • 探したいクリップを対象に開くコンテキストメニューから、「メディアプール内で検索」を選択する。
  • ショートカットキー「Alt + F」を押下する。

商品情報

公式HPでは、無料版もダウンロードできます。

無料版は、試用期間のようなものではなく、永続的に無料で使い続けることができます。

また、無料版とは言え、プライベートで利用する場合は十分すぎる機能を有しています。

DaVinci Resolve Studio と周辺機器
動画編集に関するプロフェッショナルな編集、カラー、エフェクト、オーディオが1台で可能なポストプロダクション。ライセンス版とUSB版を選べます。

まとめ

今回は、DaVinci Resolveの「Fairlightページ」のうち、タイムラインの基本操作（編集操作編）における「参考情報」についてまとめてみました。

本内容は、全４編で記事（リンクは、本記事冒頭を参照）を作成していますので、DaVinci Resolveを使用する際のヒントになれば幸いです。

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