ないと困るけど、たまに邪魔するキャッシュ~役割と消し方~

あると便利だけど開発側や制作側からすると注意が必要で、邪魔しかしないという時もあるもの。その名も「キャッシュ」。この記事を見ていただいている方も一度は聞いたことがあるかと思います。自身がブログをやり始めて余計に思いますが、何回悩まされたことか。そして、現在も悩まされています。

この記事では、その「キャッシュ」を扱います。キャッシュとは何か?から、キャッシュの消し方について記載していきます。

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キャッシュってどんなもの?

キャッシュ (英: cache) は、CPUのバスやネットワークなど様々な情報伝達経路において、ある領域から他の領域へ情報を転送する際、その転送遅延を極力隠蔽し転送効率を向上するために考案された記憶階層の実現手段である。

引用元:キャッシュ (コンピュータシステム)『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』

上記の文で分かりますか?
難しい言葉が並んでるだけで、よく分かりません。分かった気にはなってますけど。。。
私もです。こう言い変えたらどうでしょう?

「ブラウザの表示速度を早くする仕組み」

色々、省略していますが、これでどうでしょう?一気に分かりやすくなったかと思います。もう少し厳密に記載します。

「初めて表示したWebページのデータを閲覧している端末(スマホ、タブレット、PCなど)に保存しておく。再度閲覧する時は保存したデータを利用することで、ネットワーク通信を行う量を減らし、表示を早くするブラウザの機能」

こんなところでしょうか?上記では、イメージしやすいようにWeb閲覧時のみに限った言い方をしましたが、通常の文書ファイル(.docx / .xlsx など)で繰り返し利用するデータを読み込み速度の早いメモリ(スペック表で8GBとか16GBとか書かれているもの)に保存するものもキャッシュの例に挙げられます。ただし、ここではブラウザのことに対して述べていきます。

キャッシュのデメリットってある?

便利で、いいことばかりですね!
便利なんですが、いいことばかりではありません。その分、代償もあります。

キャッシュは、Webページやファイルのデータを端末に保存しておくものと書きました。言い換えると、「過去のデータを持っておいて再利用する」ということです。勘の良い人は気づいたと思いますが、すなわち以下のデメリットがあります。

  • Webページやファイルを更新したのに、古いデータが再利用されているから、古い情報のままになっている
  • キャッシュと言ってもデータなので、保存しすぎれば、HDD・SSDを圧迫して端末の動作が遅くなる

キャッシュのデメリットに対する対処法

便利なことばかりでは、ないんですね。
分かってもらえましたか?キャッシュは自動で削除されていきますが、タイミングは様々です。そのため、手動でできる対処法を2つ紹介しますね。

対処法①:スーパーリロード

簡単に言うと、ブラウザのキャッシュを使わずに、更新(再読み込み)することです。通常の更新(F5)ではキャッシュを使用してしまうために更新された内容が表示できない可能性がありますが、こちらはキャッシュを使わないため、更新内容が表示されないという不安は軽減されます。

また、スーパーリロードは、ブラウザやOSによって操作が異なります。以下にまとめましたので、参考にしてください。

ブラウザWindowsMacOS / iOS
Microsoft Edge
Internet Explorer
Ctrl + F5ーー
Google ChromeCtrl + F5
Shift + F5
Ctrl + Shift + R
Command + R
FirefoxCtrl + F5Command + Shift + R
SafariーーCommand + R
Shift + 更新

対処法②:キャッシュを削除する

キャッシュを手動で削除することが可能です。ただし、その方法はスーパーリロードと同様にブラウザやOSによってさまざまです。こちらも以下にまとめましたので、参考にしてください。

Internet Explorer(PC)

  1.  ショートカットキー:Ctrl + Alt + Deleteを押下する
  2. 「インターネット一時ファイルおよびWebサイトのファイル」のみチェック→「削除」を押下する

Microsoft Edge(PC)

  1.   [設定など](…)> [設定]を押下する
  2.   [プライバシーとセキュリティ] > [閲覧データのクリア] > [クリアするデータの選択] を押下する
  3. 「キャッシュされたデータとファイル」をチェックし、「クリア」を押下する

Google Chrome(PC)

  1.   [Google Chromeの設定](ブラウザ画面右上)> [設定] を押下する
  2.   [詳細設定](画面下部)> [プライバシーとセキュリティ] > [閲覧履歴データを消去する] を押下する
  3. 「消去する期間」を指定する
  4.   [キャッシュされた画像とファイル]をチェックする
  5. 「データを削除」を押下する

Firefox(PC)

  1.   [Firefox] ボタン > [オプション] を押下する
  2.   [詳細]ボタン > [ネットワーク]タブ > [キャッシュされたWebページ]の「今すぐ消去」ボタンを押下する

Safari(PC)

  1. [開発](メニューバー) > [キャッシュを空にする]を押下する
    ※メニューバーに「開発」が表示されていない場合は、[Safari](メニューバー) > [環境設定] > [詳細] > [メニューバーに“開発”メニューを表示] を有効する

Android端末(標準ブラウザ/Chrome)(スマホ)

  1.   [設定](メニューアイコン) > [詳細設定] > [プライバシー] > [閲覧履歴データを消去する] を押下する
  2. 「データを消去する期間:」 を指定する
  3. 「キャッシュされた画像とファイル」をチェックする
  4. 「データを消去」を押下する

iPhone / iPad(Safari)

  1.  [設定] > [Safari] > [詳細] > [Webサイトデータ] を押下する
  2.  特定のサイトのキャッシュを消したい場合:
     「キャッシュ削除したいURL」を左にスライドし、「削除」を押下する
  3.  閲覧した全てのサイトのキャッシュを消したい場合:
      画面下部の「全Webサイトデータを削除」を押下する

最後に

以上、キャッシュについて述べてきました。キャッシュは、表示速度が速くなりますが、代償として時折いたずらもしてくれます。
そんな時は、ぜひ「スーパーリロード」もしくは「キャッシュ削除」を試してみてください。

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