音楽をやってみようと思っている人や、録音したい人、配信してみたい人、どの機材が必須か分からない人。などなど。この記事を見られている中には、色んな立場の方がいるかと思います。その際に、製品について知るために、調査は付いて回るものです。お金は有限ですし、買い直しは極力避けたいので、私も環境を考える中で何度も検討・調査しました。
本記事では、そんな中でもオーディオインターフェースについて、検討・調査した内容をまとめてみます。
実際に私が使用しているものもあるので、参考にしてみてください。
オーディオインターフェースって何?
オーディオインターフェースは、言ってみれば「パソコンと人をつなげる機材」です。略して「オーディオ I/O(イン/アウト)」という記載がされていることもあります。
このオーディオインターフェースはUSBケーブルやThunderboltなどの端子でPCと接続することで、以下のようなことができます。
- 音を入力すること(イン:録音など)
- 音を出力すること(アウト:聴く)
当然のことではあります。またこの内容を見ると、「PCの入出力で十分じゃん!」「楽器を録音しない場合は、PCのイヤホン端子で良いじゃないか。」とご意見もあると思います。では、なぜオーディオインターフェースが存在するのでしょう?
以下で4点記載します。
- PCに音を入力するため
- PCに入力する音を事前に調整するため
- 音の伝達する際の遅延を抑えるため
- PCから音を出力するため
1つずつ見ていきましょう。
PCに音を入力
PCの音声の入力端子を思い浮かべて下さい。大抵はミニジャックではないでしょうか?ここに、楽器やマイクを接続させることはできません。USB端子により、会議用のマイクスピーカーを使うこともできなくはないですが、それは使いたいマイクで録った音ではなくなります。そこを仲介する役割があるのです。オーディオインターフェースは、マイクでよく使われる「XLRケーブル(キャノンケーブル)」の端子と「標準ジャック」と呼ばれる端子を扱えるようになっています。
また、オーディオインターフェースによって 一度に入出力できる数も変わってきます。〇イン/〇アウトとの記載があるのが入出力数を示したものです。(1イン/2アウトでしたら、入力:1本、出力:2本となります。)例えば、宅録などで「ギターの録音のみを行う場合」と、スタジオなどで、「全バンドメンバーの音」や「ドラムの音」を録音をする場合とでは入力数が全然違います。ギターは1本で済みますが、バンド演奏では各メンバー分、ドラムはシンバルやタムの数だけ必要になる可能性もあります。
また、マイクもコンデンサーマイクを使う場合、別途ファンタム電源が必要になります。このファンタム電源もオーディオインターフェースには基本的に付いています。
入力する音を事前に調整
通常、マイクや楽器の音は非常に小さい音で入力されます。音は、波の集合体です。そのため、処理しやすいように録音してしまった小さい音をPC上で音を大きくしようすると、どうなるでしょう?ノイズが含まれた場合、そのノイズまで大きくなってしまいます。また、音を聴いた時も、非常にざらついたような音に聴こえるかもしれません。
そのため、PCに入力する前に、楽器やマイクの音を大きくする必要があるのです。これにより、クリアな音で録音でき、かつ編集もしやすくなります。
なお、この大きくする調整を「ゲイン」といいます。このゲイン調整には、各メーカーの腕の見せ所であり、各社の技術を活用し、目指す音を表現する部分です。そのため、些細なこともありますが、音質的に変化が出やすい部分です。例えば、暖かみのある音、クリアな音、ぼやけた音、鮮明な音、変化を極力与えない音などです。そのため、試せるようであれば、聞き比べしてみるのが良いと思います。
遅延を抑える
PCへ入力するためには、楽器などのアナログ信号をデジタル信号に変える必要があります。この変換を行う回路を「ADコンバーター」と言います。逆に、人が聴くためにはPCのデジタル信号をアナログ信号に変える必要があります。この変換を行う回路を「DAコンバーター」と言います。この「ADコンバーター」と「DAコンバーター」では変換の処理を行うため、時間がかかります。この時間が遅延(レイテンシー)となります。この「ADコンバーター」「DAコンバーター」についても、各メーカー・製品において性能差があり、価格にも大きく影響する要素の1つです。もちろん遅延がなければないほど、価格も上がっていくでしょう。
この「ADコンバーター」「DAコンバーター」は、通常のPCでも当然存在しています。が、あくまで通常利用で影響のない程度の性能です。そのため、レイテンシーも大きいです。DAWを使用して、作曲などを行う場合、このレイテンシーは足を引っ張ってしまう場合があります。具体的に考えてみましょう。録音しようとした際に、聞いて演奏している時は同時でも録音されたものは若干かもしれませんがずれて録音されてしまうのです。
また、「ダイレクトモニタリング」という機能が備わっているものもあります。これは、「PCを介さずに、直接出力させる」という機能になります。
PCから音を出力
DTMをする上でPCから音を出力する場合、イヤホンなどを使用する場合もあるかもしれませんが、本格的にやっていきたい!と考える場合は適しません。「より立体的に臨場感を持って聴きたい」という欲求も出てくるでしょう。そのため、演奏/録音をしている音や作曲中の音を聴く(これを「モニター」と言います。)には、大抵モニター・スピーカーかヘッドフォンを使用します。しかし、モニター・スピーカーは「XLRケーブル(キャノンケーブル)」、ヘッドフォンは「標準ジャック」で接続するのが通常です。凝りだせば、モニター・スピーカーも1組ではなく2組必要になるかもしれません。このようにいくつもの「種類」「数」の出力をPCのみで引き受けるのは酷というものです。もしPCで多数の出力ができたとしても、おそらくメモリやCPUに負荷がかかってしまいます。そのため、DAWの動作に影響を及ぼし、前述の「レイテンシーの発生」や「DAWがフリーズする」なんてことも起こるでしょう。
また、単に普段使っているPCにイヤホンなどをつないで聴く音よりも、より高音質で聴きたい!となった場合に利用するのも良いです。ヘッドフォンやモニター・スピーカーで聴くために必要な前述の「音量調整」「DAコンバーター」がオーディオインターフェースには備わっています。このDAコンバーターを通せば、通常のPCに備わっているものよりも高音質に聞こえるでしょう。(ただし、音源が元々持っている音質以上を期待してはいけません。)こういった意味でも、オーディオインターフェースを使用するメリットはあると言えます。
どれを選べば良いの?
あくまで一例ですが、以下でいくつか紹介します。バンドルソフトが付いているものもあるので、参考にしてみて下さい。
IK MULTIMEDIA
Axe I/O シリーズがあります。このシリーズの特徴としては、プリアンプの切り替えが可能です。温かいサウンドをもたらす「JFET」と音に加工をしない「PURE」というモードがあります。また、接続する楽器のピックアップに合わせた設定ができるようにピックアップセレクターを搭載しています。求める音を調整できるように、入力インピーダンスを2.2kΩから1MΩまで変更できる Z-TONEという回路も備えています。加えて、外部ペダルを2つ接続できるのも特徴でしょう。
バンドルソフトとして、同社の製品である AmpliTube Deluxe、T-RackS から厳選された10種類のプロセッサー、そして、Ableton Live Lite が付属しています。
AXE I/O SOLO | AXE I/O | |
電源 | 電源アダプター | 電源アダプター |
接続方法 | USB TYPE-A | USB TYPE-A |
処理性能 | 24bit / 192kHz | 24bit / 192kHz |
入力 | 前面:1 背面:1 | 前面:2(背面と同ch) 背面:2(前面と同ch) |
出力 | 前面:1(To Amp) 背面:2 | 前面:1(To Amp) 背面:4 |
Phone | 1 | 1 |
MIDI | IN / OUT | IN / OUT |
※商品の問い合わせ先は、Hookup(リンク)を通すことになります。
NATIVE INSTRUMENTS
Komplete Audioシリーズがあります。接続数により3つのタイプが存在しています。アナログオーディオ端子である「RCA」を装備しているモデルがあるのは特徴だと思います。また、本体の上面に大型のボリュームノブと、レベルのメーターが搭載されています。この仕様は、他には後述のUniversal Audioくらいかと思います。
バンドルソフトは、オーディオインターフェースの中でも多く付属しています。MASCHINE Essentials、MONARK、REPLIKA, PHASIS、SOLID BUS COMP、KOMPLETE START、Ableton Live Liteです。
Komplete Audio 1 | Komplete Audio 2 | Komplete Audio 6 | |
電源 | パスパワー | パスパワー | パスパワー |
接続方法 | USB TYPE-A | USB TYPE-A | USB TYPE-A |
処理性能 | 24bit / 192kHz | 24bit / 192kHz | 24bit / 192kHz |
入力 | XLR:1 LINE:1 | コンボ:2 | コンボ:2 LINE:2 S/PDIF:1(※2) |
出力 | RCA:1組 | LINE:2 | LINE:4 S/PDIF:1(※2) |
Phone | 1 | 1 | 2 |
MIDI | なし | なし | IN / OUT |
※1:商品の問い合わせ先は、NATIVE INSTRUMENTS Japan(リンク)を通すことになります。
※2:5番目と6番目の入出力のみに対応しています。
PRESONUS
代表するシリーズの1つに、Studio USB-Cシリーズがあります。このシリーズは5モデル存在します。うち、Stuidio 1824cについては、ラックタイプになります。モデルによって、端子などに様々なバリエーションがあります。S/PDIF(68c / 1810c / 1824c に搭載)やDSP(1810c および 1824c に搭載)などに差異が出てきます。マイクプリアンプについては、独自のXMAX回路によるクラスAのものが使われていて、繊細な息遣いなども捉えることができます。AD / DA コンバーターのダイナミック・レンジは、24cは108dBですが、他の4モデルについては、114dBまで扱うことができます。これにより、歪を感じさせない自然な音として倍音を扱うことができます。その他、ヘッドフォンでのモニタリング中に2種類のミックスを切り替えることが可能な「キュー・ミックスA/B機能」を搭載しているのも特徴です。
また、PreSonusの特徴として、DAWコントローラーを兼ねた USB TYPE-C接続の「ioStation 24c」もあります。こちらは、同社のMIDIコントローラーの Faderportシリーズ の機能の一部を搭載したようなものです。
バンドルソフトは、Studio One Artist および Studio Magic プラグイン・スイート 、UC Surfaceが付属します。
Studio 24c | Studio 26c | Studio 68c | Studio 1810c | Studio 1824c | |
電源 | パスパワー | パスパワー | 電源アダプター | 電源アダプター | 電源アダプター |
接続 方法 | USB TYPE-C(※2) | USB TYPE-C(※2) | USB TYPE-C(※2) | USB TYPE-C(※2) | USB TYPE-C(※2) |
処理 性能 | 24bit / 192kHz | 24bit / 192kHz | 24bit / 192kHz | 24bit / 192kHz | 24bit / 192kHz |
入力 | コンボ:2 | コンボ:2 | コンボ:4 | コンボ:4 LINE:4 | コンボ:8 |
出力 | メイン:2(※3) | メイン:2(※3) LINE:2 | メイン:2(※3) LINE:2 | メイン:2(※3) LINE:4 | メイン:2(※3) LINE:8 |
Phone | 1 | 1 | 1 | 2 | 2 |
MIDI | IN / OUT | IN / OUT | S/PDIFと共通 | IN / OUT | IN / OUT |
※1:商品の問い合わせ先は、MI7 Japan(リンク)を通すことになります。
※2:PC側のUSB端子は、TYPE-A と TYPE-C の2種類が同梱されています。
※3:出力のメイン端子は、モノラル:2本としても、ステレオ:1組としても、利用可です。
※4:上記の他にも、ラックタイプでは、Thunderbolt接続で超低レイテンシーモデルの「Quantum series」や DSP搭載でUSB 3.0接続の「Studio 192」があります。
STEINBERG
URシリーズやUR-RTシリーズがあります。UR-RTシリーズはURシリーズの上位に値する製品です。レコーディングスタジオなどで使われるプロオーディオの製品を扱うRupert Neve Designs社(以降RND社)とのコラボ製品となっています。RND社の回路部品を使うことで、通常のURシリーズよりも音質性能が上がっているようです。また、ローレイテンシーのDSP、YAMAHA独自のCLASS-AのD-Preマイクプリアンプも搭載しています。
バンドルソフトとして、オーディオドライバーを設定する Yamaha Steinberg USB Driverや、Cubase AIが付属しているのも特徴です。
UR22C | UR24C | UR44C | UR-RT2 | UR-RT4 | |
電源 | パスパワー or 電源アダプター | パスパワー or 電源アダプター | パスパワー or 電源アダプター | 電源アダプター | 電源アダプター |
接続 方法 | USB TYPE-C | USB TYPE-C | USB TYPE-C | USB TYPE-A | USB TYPE-A |
処理 性能 | 32bit / 192kHz | 32bit / 192kHz | 32bit / 192kHz | 24bit / 192kHz | 24bit / 192kHz |
入力 | コンボ:2 | コンボ:2 | コンボ:4 LINE:2 | コンボ:2 LINE:2 | コンボ:4 LINE:2 |
出力 | メイン:1組 | メイン:1組 LINE:2組 | メイン:1組 LINE:2組 | メイン:1組 | メイン:1組 LINE:4 |
Phone | 1 | 1 | 2 | 1 | 2 |
MIDI | IN / OUT | IN / OUT | IN / OUT | IN / OUT | IN / OUT |
※商品の問い合わせ先は、株式会社ヤマハミュージックジャパン(リンク)を通すことになります。
※上記の他にも、プロレベルの「UR816C」や「AXR4T」といったラックエフェクタータイプのものもあります。
TASCAM
SERIES というシリーズがあります。102i と 208i では、透明性の高い音と超低ノイズを実現したUltra-HDDAという独自のプリアンプを搭載。ラックタイプの 8p Dynaでも、同様の特性をもつ独自のHDIAというマイクプリアンプを搭載しています。後者は、トゥルーバイパス対応 1ノブアナログコンプレッサーも装備しています。
なお、8p Dynaは、単体ではPCとの接続ができません。オーディオインターフェースではなく、プリアンプです。S/MUX光出力端子を装備しているため、102i や 208i、その他同社のS/MUX光入力に対応したオーディオインターフェースの入力拡張ユニットとして使うオプション品としての使用がメインでしょう。ADATインターフェースとも互換性があり、このインターフェースを搭載した製品の入力拡張も可能です。これにより最大で、102iでは10chの、208iでは20chのマルチトラック・レコーディングが可能です。
208iと8p Dyna では、WORD IN/OUt端子を装備しているので、外部機器とのクロック同期もできます。
バンドルソフトは、STEINBERG社の「Cubase LE」「Cubasis LE」、IK MULTIMEDIA社の「AmpliTube」「T-Racks」の TASCAM Edition、iZotope社の「Neutron」が付属します。
SERIES 102i | SERIES 208i | SERIES 8p Dyna | |
電源 | 電源アダプター | 電源アダプター | 電源アダプター |
接続方法 | USB TYPE-A | USB TYPE-A | PCとの接続不可 |
処理性能 | 24bit / 192kHz | 24bit / 192kHz | 24bit / 192kHz |
入力 | コンボ:2 | コンボ:4 | コンボ:8 |
出力 | メイン:1組 | メイン:1組 LINE:6 | LINE:8 |
Phone | 2 | 2 | 0 |
MIDI | IN / OUT | IN / OUT | なし |
※商品の問い合わせ先は、TASCAM(リンク)を通すことになります。
UNIVERSAL AUDIO
知る人ぞ知る Apollo シリーズです。DSPを搭載し、UADプラグインは全てこの内蔵DSPで処理されます。さらに、UADのAD/DAコンバーターは、「非常に低ノイズ」かつ「120dBを超えるダイナミックレンジ(X16では133dB)」を有します。そのため、PCの負荷を軽減でき、かつ高音質でリアルなサウンドを得ることができます。DSPの数は、Apolloシリーズでは、 Twin系が2つもしくは4つ、X4が4つ、ラック系が6つです。
UADのオーディオインターフェースは、下表の他にも数種類のバリエーションがあります。Apolloシリーズの中でも下位グレードの「ARROW」「Apollo Solo」、FireWire対応の「Apollo FireWire」、デスクトップPCに直接追加できるPCボード版の「Thunderbolt Option Cards」です。これらの中で「ARROW」「Apollo Solo」に関しては、DSPが1つしか搭載していません。そのため、使用するUADプラグイン次第では、経験上3つ以上立ち上げるとDSPの処理能力を超える場合もあります。UADのプラグインをほぼ使わない!という方には良いかもしれませんが、Apolloシリーズを検討する場合は、下表の中から選択することを強くオススメします。
とはいえ、機種によって台数は異なりますが、Apolloの機種同士をつなぐことでDSPを増設したように扱えることが可能です。また、オーディオインターフェースではないですが、UADアクセラレーターというものがあります。Thunderbolt(4コアor8コア) / USB(4コアor8コア) / FireWire(4コア) に対応した「Satelliteシリーズ」、PCIe(4コアor8コア)、ラックタイプのLive Lack(4コアor8コア)のラインナップがあります。不足した時はこちらを利用するのも良いでしょう。キャンペーン内容によって、無料で付いてくる場合もあります。
バンドルでは、一部のUADプラグインが付きます。Apollo Twin系では「Realtime Analog Classics Bundle(9種類)」が、Apollo X系では「Realtime Analog Classics Plus Bundle(11種類)」が付属します。これらだけでも、役立つものが多いですが、その他にもUADのHP上では、多数のプラグインが販売されています。
その他、バンドルとしての扱いではないですが、Thunderbolt接続のApolloを使用することでUADの無料のDAW:LUNAを使用することもできます。
Apollo Twin MkⅡ | Apollo Twin X | Apollo Twin USB | Apollo X4 | |
電源 | 電源アダプター | 電源アダプター | 電源アダプター | 電源アダプター |
接続 方法 | Thunderbolt 2 | Thunderbolt 3 | USB TYPE-A | Thunderbolt 3 |
処理 性能 | 24bit / 192kHz | 24bit / 192kHz | 24bit / 192kHz | 24bit / 192kHz |
入力 | Inst:1 コンボ:2 | Inst:1 コンボ:2 | Inst:1 コンボ:2 | Inst:2 コンボ:4 |
出力 | メイン:1組 LINE:2 | メイン:1組 LINE:2 | メイン:1組 LINE:2 | メイン:1組 LINE:4 |
Phone | 1 | 1 | 1 | 2 |
WORD | なし | なし | なし | なし |
Apollo X6(※2/4) | Apollo X8(※2/4) | Apollo X8p(※2/4) | Apollo X16(※2/4) | |
電源 | 電源アダプター | 電源アダプター | 電源アダプター | 電源アダプター |
接続 方法 | Thunderbolt 3 | Thunderbolt 3 | Thunderbolt 3 | Thunderbolt 3 |
処理 性能 | 24bit / 192kHz | 24bit / 192kHz | 24bit / 192kHz | 24bit / 192kHz |
入力 | Inst:2 XLR:2 Line:6 S/PDIF:1 | Inst:2 XLR:4 Line:8 S/PDIF:1 | コンボ:8 Line:8 | LINE:16 AES/EBU:1 |
出力 | メイン:1組 LINE:6 S/PDIF:1 | メイン:1組 LINE:8 S/PDIF:1 | メイン:1組 LINE:8(※3) S/PDIF:1 | メイン:1組 LINE:16(※3) AES/EBU:1 |
Phone | 2 | 2 | 2 | なし |
WORD | 1組 | 1組 | 1組 | 1組 |
※1:商品の問い合わせ先は、Hookup(リンク)を通すことになります。
※2:Apollo X6 / Apollo X8 /Apollo X8p / Apollo X16は、ラックタイプになります。
※3:X8p / X16 におけるLINEの端子は通常のフォン端子ではなく、DB25形状のスネークケーブルになります。
※4:X6は5.1サラウンドサウンド・モニタリングに、X8 / X8p / X16は7.1サラウンドサウンド・モニタリングに対応しています。
まとめ
色々見てきましたが、一概にオーディオインターフェースと言っても、それぞれの機種でできることには差があったかと思います。個人的におすすめなのは、Universal Audio の Apolloシリーズです。Apollo Twin USB と Apollo X8 の使用経験があります。
「自身のやりたいこと」「使用する環境」を一番に考え、検討してみて下さい。