【徹底攻略ガイド】Roland V-STAGE:設定メニューで自分色に染めて、使いこなそう!~Vocoderメニュー/Micメニュー~

本記事では、V-STAGEの「Vocoder」と「MIC」に関する設定を徹底解説します。

Rolandのフラッグシップ・ステージ・キーボードである「V-STAGEシリーズ(V-STAGE 76 / V-STAGE 88)」。

このシリーズの良い所は「音源のリアルさ」だけでなく、特に「ユーザーに寄り添った使いやすさ」は競合製品よりも上だと考えています。

ですが、V-STAGEのポテンシャルを引き出すには、「設定メニュー」がカギになります。

V-STAGEを使いこなし、「自分専用」にするためのマニュアルとしてご活用ください。

Vocoderメニュー

マイク入力を使用して、楽器の演奏音を声のようにするボコーダー専用の設定です。

なお、Vocoderは、Ver.1.10以降でないと使えない機能になりますので、ご注意ください。

Vocoder

コントロール説明
Vocoder Setting用意されているプリセットを以下から選択します。

  • 001:Voc.LargeChoir
    • ステレオで広がる豊かな合唱の音色。
  • 002:Voc.FutureLead
    • 激しく変化するSync音で鋭く印象的な音色。
  • 003:Voc.Ensamble
    • 標準的な合唱の音色。
  • 004:Voc.Robot
    • ロボットのような合成音に似た音色。
  • 005:Voc.5thStack
    • 5度のハーモニーも得られる音色。
  • 006:Voc.VP-330
    • VP-330らしい特徴的な音色。
  • 007:Voc.Saw
    • シンプルなSaw波により明瞭度の高い音色。
  • 008:Voc.Noise
    • 炸裂音に近い声色になる音色。
Vocoder Switch ボコーダーの効果の有効(ON)/無効(OFF)を切り替えます。
Carrier Tone ボコーダーのキャリア(鍵盤で弾く土台となるトーン)を設定します。
Mic Switch マイクの有効(ON)/無効(OFF)を切り替えます。
Carrier Level キャリアの入力レベルを調整します。
Envelope出力される音の特徴を以下から選択します。

  • SHARP:マイク入力の声が強く感じられます。
  • SOFT:マイク入力の声が弱まり、楽器の音を強く感じられます。
  • LONG:余韻の長いビンテージ・サウンドが得られます。
Vocoder Type Voice Character ControlのBand数を切り替えます。
Stereo Switch ボコーダーをステレオ出力できます。
Mic Sens マイクの入力感度を調整します。
Mic HPF マイク音声にかけるハイパスフィルター(HPF)のカットオフ周波数を調整します。
Mic Mix Level HPFを通ったマイク音声を、ボコーダーの出力に加える量を調整します。
Level ボコーダーの出力音の大きさを調整します。

MFX

コントロール説明
TypeVocoderに適用するMFXの種類を選択します。
選択した種類によって、エフェクトの設定項目が変わってきます。
Switch Vocoderに適用するMFXの有効(オン)/無効(オフ)を切り替えます。
各MFXのパラメータは、別記事を作成予定です。

Level Pan

以下を除く項目は、「Edit画面での共通項目(リンク)」を参照ください。

コントロール説明
Split Select Vocoderパートのスプリット設定を選択します。
Octave Shift Vocoderパートの音域(オクターブ)を調整します。

Part EQ

「Edit画面での共通項目(リンク)」を参照ください。

Velocity

「Synth A/Synth Bの設定(リンク)」を参照ください。

Pitch

以下を除く項目は、「Edit画面での共通項目(リンク)」を参照ください。

コントロール説明
Transpose 鍵盤から鳴る音の高さを半音単位で調整します。
Porta Time ポルタメント演奏時のピッチが変化する時間を調整します。

Vibrato

「Synth A/Synth Bの設定(リンク)」を参照ください。

Offset

コントロール説明
Cutoffフィルターのカットオフ周波数を調整します。
値を大きくすると音が明るく(高音域が目立つ状態に)なり、小さくすると暗く(落ち着く印象に)なります。
Resoカットオフ周波数付近の音の成分を強調し、音にクセを付ける度合を調整します。
設定値を上げるとクセが強くなりますが、音が歪む場合があります。
Attack キーを押さえてから、音が立ち上がるまでの時間を調整します。
Decay 音が立ち上がってから、音量が下がっていくまでの時間を調整します。
Release キーを離してから、音が消えるまでの時間を調整します。

Mono/Poly

「Synth A/Synth Bの設定(リンク)」を参照ください。

Control

「Synth A/Synth Bの設定(リンク)」を参照ください。

MIDI Rx Filter

「Synth A/Synth Bの設定(リンク)」を参照ください。

Ext Out

「Edit画面での共通項目(リンク)」を参照ください。

Ext Lev/Pan

「Edit画面での共通項目(リンク)」を参照ください。

Ext Range

「Edit画面での共通項目(リンク)」を参照ください。

Ext Offset

「Edit画面での共通項目(リンク)」を参照ください。

Ext Mon/Pol

「Edit画面での共通項目(リンク)」を参照ください。

Micメニュー

背面の「入力端子(MIC IN/LINE IN)から入力された音に対して、加工するための設定です。

Mic

コントロール説明
Mic Sw マイク入力の有効(オン)/無効(オフ)を切り替えます。
Mic Level マイク入力の音量を調整します。
Mic Pan マイク入力の定位を調整します。
Mic Gain マイクの入力ゲインを調整します。
Reverb Send Reverbエフェクトに送るセンド量(エフェクトをかけたい音の割合)を調整します。
Output マイクに入力された音声の出力先を選択します。
NS Sw ノイズ・サプレッサーの有効(オン)/無効(オフ)を切り替えます。
NS Release ノイズを抑え始めてから、音量が0になるまでの時間を調整します。
NS Threshold NS Threshold
LowCut Sw マイク入力の低域カットの有効(オン)/無効(オフ)を切り替えます。
LowCut Freq カットする低域の基準周波数を調整します。

MFX

上記の「Vocoderメニュー」を参照ください。

Reverb

コントロール説明
Type リバーブエフェクトの種類を選択します。
Switch リバーブエフェクトの有効(オン)/無効(オフ)を切り替えます。
Reverb Level リバーブエフェクトをかけた音の出力レベルを調整します。
リバーブ・パラメーター 選択した種類によって、エフェクトの設定項目が変わってきます。
各MFXのパラメータは、別記事を作成予定です。

Mic EQ

コントロール説明
SwitchMic EQの有効(オン)/無効(オフ)を切り替えます。
Input GainMic EQへの入力の増幅量/減衰量を調整します。
Low Gain
Mid1 Gain
Mid2 Gain
Mid3 Gain
High Gain
順に「低域」「中域1~3」「高域」の増幅量/減衰量を調整します。
Low Freq
Mid1 Freq
Mid2 Freq
Mid3 Freq
High Freq
順に「低域」「中域1~3」「高域」の基準周波数を調整します。
Mid1 Q
Mid2 Q
Mid3 Q
「中域1~3」の変化する帯域幅を調整します。
値を大きいほど幅が狭くなります。

Line

「Mic」を「Line」に読み替えて参照ください。

なお、「Mic Gain」と「Reverb Send」の設定は存在しません。

Line EQ

「Mic EQ」を「Line EQ」に読み替えて参照ください。

商品情報

「4つの独立したサウンドエンジン」とオルガンに近いタッチの「新開発のセミウェイト・ウォーターフォール鍵盤」を搭載した76鍵のパフォーマンスキーボード
「4つの独立したサウンドエンジン」とピアノに近いタッチの「ウェイテッド・ハンマーアクション鍵盤(エスケープメント対応のアイボリーフィール鍵盤)」を搭載した88鍵のパフォーマンスキーボード。

まとめ

本記事では、V-STAGEの「Vocoder」と「MIC」に関する設定について、まとめました。

この内容は、V-STAGEのポテンシャルを引き出すための基本部分になる内容です。

V-STAGEを使いこなすための第一歩として、参考にしてみてください。

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