審査が厳しいと言われているGoogle AdSenseですが、私は公開までの準備に1週間、一般公開から2週間程度で、1度で合格することができました。
本記事では、私がGoogle AdSense の「審査申請において注意していたこと」をメインに 自身の経験に基づいて説明していこうと思います。
申請の流れ
私は、もともと何かやる時は、徹底的に調べるようにしています。
それは今回も例外ではなく、Google AdSense の審査が厳しいということは知っていたので余計に、色々調べました。
そして、分かったこと。ネットを見ると「1次審査」「2次審査」という言葉が多くの記事であります。しかし、私が実施した時(2019年8月)ではそのような2回の審査はありませんでした。審査と感じるものは1回のみ。後述しますが、Google AdSense 自体が一部仕様変更しているであろう箇所も見受けられます。その仕様変更と同時に、恐らく審査の過程にも変更が入ったのだろうと思っています。
私が経験した審査の流れとしては、以下です。
- Google AdSenseのHPで申請(AdSenseと自身が運営するWebサイトをリンク付けもこの時に行う)
- 審査
- 広告貼り付け
- クリックしてもらえれば、報酬をいただける
また、私が承認通知を受けるまでの時系列も以下に記載しておきます。
2019/8/16 レンタルサーバーなどの環境準備を始める
2019/8/23 一般公開
2019/8/30 Google AdSenseに申請
2019/9/10 承認通知を受ける
Google AdSenseの審査基準
審査基準についても、色々調べました。ですが、確実に○○だ!という記事はありませんでした。そこで、私は原点に返ります。
別の記事でも記載していますが、Google の考え方として、広告主様とWeb閲覧者を大変大切に考えています。そのため、以下が1つの基準と考えました。
- 広告主様が不安になるようなWebサイトにしないこと
- Web閲覧者が安心して使えるWebサイトであること
- Googleが示す条件を満たすこと(参照先URL:Google AdSense ヘルプ > お申し込み時の条件)
審査への準備
では、私が考える審査基準を基に、どんな準備をしたか列挙していきます。
準備の内容
- サーバー(エックスサーバー)、WordPress、テーマ(The Thor)を契約し、セットアップ利用
- 独自ドメインの取得
- HTTPS通信の設定
- プロフィール、プライバシーポリシー、免責事項、お問い合わせ、サイトマップ、メニューボタンの作成
- 独自コンテンツの作成
- 継続した記事作成・更新・メンテナンスを行う
- 子供から大人まで見ても問題ない記事にする
- 記事のボリュームを考える
- 目次の作成
- Google Analytics / Google Search Console に登録する。
準備の根拠
- 準備の内容①
- 【エックスサーバー】稼働時間の長さ、障害の発生率などからくる信頼性の高さ。
【WordPress】利用者も多く、参考になる記事・書籍が多かった。
【WordPress】無料のブログだとアレンジの幅も狭まる。
【WordPress】無料のブログだといつ辞めるか分からないと捉えられ、通過しにくいと感じた。
【The Thor】レイアウト等が簡単に設定でき、アフィリエイトに向いているテーマと感じたため。
- 準備の内容②
- 独自ドメインではない場合、ドメインの管理者が攻撃されたり、データ改ざんされたらどうでしょうか?自身にまで被害が及び影響範囲は計り知れません。
また、仮にサーバー環境などの引っ越しをした場合でも、再申請などの必要がなく、継続利用ができます。
Web閲覧者からすれば、ブックマークしてても、変わらず使えますよね?
- 準備の内容③
- セキュリティ面がしっかりしていなければ、情報が盗まれたり、様々な問題に巻き込まれる可能性もあります。
また関係者を守るだけでなく、自分を守ることにもつながりますので、必ず実施したい内容です。
- 準備の内容④
- Googleの申し込み条件にも明記されている「操作が簡単で分かりやすいか」の判断や「安心して以下に使いやすいか」の指標に伴う対応。
「色んなルール守ってます」「どんな記事があるか」「私こんな人です」のアピールにもつながると思います。
こちらも関係者を守るだけでなく、自分を守ることにもつながりますので、必ず実施したい内容です。
- 準備の内容⑤
- Googleの申し込み明記されている「興味を引く独自のコンテンツがあるか」に伴う対応。
コピペのみであったら、著作権を侵害している可能性もあり、Google・広告主様としては安心して広告の掲示ができません。
- 準備の内容⑥
- リンク切れ等が起こったり、情報の更新、新しい記事とのリンク付けなど、すでに作成したものにも影響する事象が多々あります。
閲覧者からすれば、こういった小さいところで不満が出てくるものなので、日ごろのメンテも重要と考えます。
- 準備の内容⑦
- 暴力、誹謗中傷の記事を子供が見たらどう思うでしょうか?その時の親は?また、アダルト系や麻薬などを推奨とかの記事を見ていた時は?
場合によっては、好奇心旺盛な子供は興味がわいてしまうかもしれません。
また、自身が親の立場になった時、子供が見たらどう思うか。
広告主からすると、広告内容のイメージに関わってくる懸念があります。
そんな事態を避けるためにも、必要最低限の内容に留めるべきです。
- 準備の内容⑧
- 本当に伝えたい記事が、500文字程度とかで書けるでしょうか?最低1000文字は必要になると思います。
逆に、長すぎはどうでしょうか?見ていて辛くなりませんか?また、本当に言いたいことは何だろう?と思ってしまうかもしれません。
そんな時は、テーマを決め、記事を分けると良いと思います。
私の場合は2000文字~3500文字になっています。
- 準備の内容⑨
- 目次により、Web閲覧者がパッと見でどんなことが書かれているか?が分かり、見たい項目にすぐ飛べるようにするためです。
- 準備の内容⑩
- Webサイトを運営する上で、アクセス状況を知るためにも、この2つは必須と考えています。
Google AdSense/アフィリエイトをする人はもちろん、しない人も不正なアクセスの確認もできるためです。
自分を守ることにもつながりますので、必ず実施したい内容です。
審査時のブログの状況
以下は、私が8/30に審査を行った段階でのブログの状況です。
この段階でアフィリエイトの掲載はしていませんでしたが、事前に自分が後々使用するだろうな~というプログラムをいくつかの審査に出して通過していました。
言わば、Google AdSenseの審査に向けた模擬審査みたいな感覚もあったかもしれません。
- 審査時のブログの記事たち
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申請中にしていたこと
待っている間は、主に、記事の作成・更新・メンテナンスをしていました。
他の記事を見ると、2日以内では返信来ているという人が多かったですが、私は「審査中です。お待ちください。」が続いていました。
「落とすなら、早く連絡してほしい!」という気持ちでしたが、Googleも「開始間もないし、微妙なライン」ゆえ判断できず、様子見なのだろう。と思うことにしていました。
そのため、少しでも通過率を上げようかな。おいおいの自分のためにもなるし。と思い、やっていたのでした。
ただ、やはり不安。そこで、同様に通過しにくいと言われている Amazonを提携審査にも 9/3 もしもアフィリエイト経由で申請したら、9/4に審査の承認をしていただけました。
しばらく、貼らずに放置していたのですが、信頼している1つの指標にもなるかな?と思って掲載するようにを設定。
審査通過時の状況
なんと、Amazonのアフィリエイトを掲載した翌日:9/10に Google AdSenseの審査通過通知が来ました。
その時のブログの記事たちを以下に記載します。リンクになっているものは、審査中に新たに作成した記事です。
- 審査通過時のブログの記事たち
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小技
審査通過後に実施した事
「Google AdSenseの広告を掲載させていただいたこと」「Google Analytics/Google Search Console との連携」の2つです。
ネット上で色々調べていると、AdSense狩り対策で、誤クリック防止や管理外のサイトで使用しないようにしたりとありますが、仕様変更に伴って行う必要はないようです。
審査に至る前の段階(AdSenseと自身が運営するWebサイトをリンク付け)により、管理外のサイトで使用できないようになります。
また、不正アクセスや誤クリックについては、「無効なクリック連絡フォーム」で対応していただけそうです。
そのため、これらについては、実施していません。
まとめ
以上、Google AdSenseの審査から審査通過の実施事項まで様々なことを記載してきました。
上記の記事や当HPのレイアウトは、ほぼ審査時のままになっていますので、参考にしていただければと思います。