【2023年12月版】【おすすめ】個人的にはこれ一択:EdrawMind(マインドマップツール)

マインドマップは、マップ作成者の頭の中の思考を図示し、思考整理するのに使われます。

マインドマップは紙で書く場合、書いて消しての繰り返しが非常に手間で、広く使われない理由の1つだろうなぁとも思っていました。

しかし、近年は今までにも増して、様々なマインドマップツールの増加に伴い、マインドマップ自体も注目されています。

今回は、そんなマインドマップツールを色々試した中で、「導入しやすさ」「操作性」「出来ることの多さ」の観点で、最もおすすめの「EdrawMind」についてまとめていきます。

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マインドマップの用途

私は個人利用でEdrawMaxと共に購入し利用している他、業務でも導入して利用しています。

マインドマップの最近の用途は、デジタルツールの導入もあり、以下の用途や場面で利用しています。

  • 情報の整理
  • 資料の構成の検討
  • やることの覚書
  • 簡易的なメモ
  • 全体像を把握したい時
  • 図示したものの視点のバランスを確認したい時
  • 複雑なものを理解したい時

まぁ、本来の思考の整理という所ではあまり使ってないですね。。。(汗

本来のマインドマップの特性である以下の点を、活用しているような状況です。

  • 全体像の把握が可能
  • 簡易的に単語の羅列で済む
  • 枝葉で、自由に階層構造を取れる
  • メモなども、思いつきで自由に記載できる

そのため、上記の用途の他にも、暗記科目の整理であったり、さまざまな使い方を秘めたツールだと思っています。

「思考の整理」という使い方にとらわれず、自由な使い方をしてみると良いと思います。

今読み返すと「うーん・・・」と思う所もありますが、本サイトでも初期の頃にマインドマップについて、記事を作成していました。(リンク

【注意】公式HPと本記事の内容では一部差異があります。

業務での導入も考慮していたため、1か月近くの間、サポートセンターへの問い合わせを何度も行っていました。

その結果分かったのですが、公式ホームページの内容と実体が違う個所が何か所が浮き彫りになっています。

なお、問い合わせで分かった差異については、ユーザーに有利になる内容が多かったです。

公式の内容と差異がある箇所があれば、このことも踏まえて参考にしてもらえればと思います。

また、2023年10月頃から2023年12月頃にかけて、購入できる内容が一新されました。

人によって、改善とも改悪とも取れる内容ですが、有料版を検討されている方はしっかり調査しましょう。

Edrawmindの特徴

今では、マインドマップ作成ツールは多く出回っていて、いずれも一定の機能は備わっています。

そのため、細かい部分の差異が選択の基準になってくると思います。

ここでは、Edrawmindならではの特徴をまとめます。

基本事項

多くのデバイス(動作環境)に対応

Web版(オンライン版)、スマホ版での対応でも対応しています。

利用できる環境は以下です。

  • Windows
  • macOS
  • Linux
  • Web(ブラウザ)
  • Android
  • iOS

無料版でも多機能

無料版でも有料版に匹敵する機能を利用できます。(参考リンク

ただし、以下の要求を満たしたい人は、有料版の購入をおすすめします。

  • トピックを100個より多く追加したい。
  • 個人クラウドをメインに利用したい。
  • 透かしをなくしたい。
  • ガントチャートを利用したい。
  • フィッシュボーン図やタイムラインのテンプレートを作成したい。
  • 商用利用したい。

永久サポートの買い切り版がある

他のアプリでは、サブスクリプション形式が主流な中、個人向けライセンスに限りますが「買い切り版」があります。

個人向けライセンスの買い切り版では、「アップグレード」はマイナーバージョンの範囲内で可能、「技術サポート」は3年間のみとなっています。

また、クラウド容量は10GBになります。

そのため、個人利用でちゃんと使っていきたいなら、ランニングコストを抑えることもできます。

2023年10月頃は、買い切り版の場合、永続的に無料で「アップグレード」「技術サポート」が対応されるようになっていました。また、チーム向けにも買い切り版がありました。

価格がダントツで安い

サブスクリプションでも、買い切り版でも、XMindのような競合ツールよりもダントツで安いです。

また、チーム向けで5ライセンス以上購入する場合は、15%引きになります。(リンク

定期的にアップデートがある

リリースされて終わりではなく、定期的にアップデートもされています。

MindMasterからEdrawMindになってからは、大型アップデートも含め、2021年8回、2022年3回、2023年4回のアップデートがされています。

更新情報も公式HPに載っています。(リンク

オフラインで利用可能

デスクトップアプリはインストール型なので、インターネットが使えない環境でも利用できます。

作成したデータもローカルでの管理ができます。

クラウド保存が可能

各デバイス間でデータ共有可能です。

操作面

動作が軽い!

体感上、他のツールよりもダントツでストレスなく操作できました。

Microsoft365のようなUIの作り

「コンテキストメニュー」「リボン」「右側のパネル」から成る見慣れたUIで構成されています。

そのため、どこに何があるか?の予測を付けやすいです。

導入時の学習をしなくても、ほぼ迷わずに操作可能と思われます。

テンプレートが豊富

有料版でしか利用できないものもありますが、マインドマップの他にも、以下のようなレイアウトも存在しています。

  • 右肩マップ
  • ツリーマップ
  • 組織図
  • 魚の骨図(フィッシュボーン)
  • タイムライン(横/縦/S型)
  • サンバーストマップ
  • SWOT分析
  • サークル図
  • バブルチャート

これらを編集して、自身のマインドマップを作成することも可能です。

また、世界のユーザーが共有している様々な図をテンプレートとして扱うこともできます。

なお、「リボン」などのコマンドの内容は、各図に合わせたものが表示されます。

多彩なオプションが簡単に利用可能

以下のようなオプション機能が利用可能です。

  • ファイル暗号化
  • テーブル(表)
  • 数式
  • 関連線
  • 囲み
  • 要約
  • 画像添付
  • ハイパーリンクの追加
  • ファイル添付
  • 注釈
  • コメント
  • 吹き出し
  • 豊富なアイコン、クリップアート素材

フローティングトピックが作成可能

D&D操作で一部だけ抜き出したり、何もないところでダブルクリックすることで、補足的なマインドマップを作成することもできます。

複数のトピックを同時作成

特定のノードの配下に複数のトピックを作成する場合、まとめて作成することができます。

多彩なショートカットキー

100個を超える操作に、ショートカットキーが対応しています。

有料版では、[ファイル] > [オプション] > [ショートカットキー]で、カスタマイズすることもできます。

検索機能が便利

どのノードにフォーカスが当たっていても、マインドマップ全体に対して検索を行うことができます。

また、検索対象を「トピック」「タグ」「注釈/コメント」から選択できます。

なお、置き換えも実施可能です。

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注目機能

コラボレーション機能(共同編集)

リアルタイムで、1つのマインドマップを複数人での同時編集が可能です。

ただし、操作するメンバーのライセンス(無料/有料等)により、実施出来る機能が変わってきます。

なお、以前はWeb版のみの機能でしたが、2023年11月23日のアップデートでデスクトップ版でもBeta版として共同編集ができるようになっています。

インポート/エクスポートの対応ファイルが多い

インポートでは、「XMind」「Freemind」「MindManager」「EdrawMax」の他、「HTML」「Word」「Markdown」等に対応しています。

エクスポートは「PDF」や「各種画像」形式は当然として、「Word」「Excel」「PPT」「HTML」「Markdown」「WAV」「MP4」などにも対応しています。

1つのファイルに複数のマインドマップを作成可能

そのままプレゼンテーションできるように、ページという扱いで複数作成可能

ドリル

あるノードとその配下のみを表示させる機能です。

これにより、その場所のみに集中することができます。

アウトライナーモード

マインドマップを、目次のように表記するモードです。

階層立てて整理されるので、文章の流れや章立てを検討する場合などで、マインドマップよりもメリットがあると思います。

また、モバイル版の場合は、こちらで記載した方が操作しやすいかもしれません。

AI利用が利用できる

AIによる「マインドマップ作成」「画像作成」「マインドマップを音声で読み上げ(オーディオ化)」などができます。

ただし、課金制で、クレジットを消費してAIを利用することになります。

初期では200クレジット付与されますが、以降はクレジット(ポイント)を購入する必要があります。

無料で使えたらどんなに良いか。。。

ガントチャート(有料版のみ)

1つ1つのノードをタスクとして期間を設定することで、マインドマップからガントチャートを作成することができます。

その他

サポートへの問い合わせ対応が早い

日本で平日に問い合わせれば、翌日に返答がきました。

土曜にも、返信が来たので、拠点は海外かもしれません。

また、毎回同じ人が対応してくれたので、日本語対応専任者がいるのかもしれません。

公式動画も充実

YouTubeにて、公式動画がアップロードされています。(リンク

使い方や利用例がアップされていて、簡潔で分かりやすく非常に便利です。

EdrawMindの導入~ライセンス有効化の手順について

ライセンスを購入すると、購入した時に登録したメールアドレスに、「ログイン情報」と「ライセンスコード」の連絡が来ます。

これらを基に、以下の手順で行ってください。(個人向け/チーム向けを問いません。)

  1. ダウンロードセンター(リンク)から環境に応じたアプリをダウンロードする。
  2. ダウンロードしたインストーラーを実行してインストールする。
  3. Edrawmindを起動する。
  4. [ファイル] > [アカウント] > [ユーザーセンタ-]をクリックする。
  5. 「次へ」の下にあるリンクから、実際に利用するアカウントの作成を行う。

    • 購入者の他にも利用する人がいる場合に実施してください。
  6. 「購入者」もしくは「手順5で作成したアカウント」で、ログインする。
  7. 手順4を行う。
  8. 「ライセンス」タブを選択する。
  9. テキストボックスに、ライセンスコードを入力し、「関連付ける」ボタンを押下する。
  10. アプリ右上のログインユーザーアイコンから、「アカウント」を押下する。
  11. 「注文履歴」を確認し、「EdrawMind」が有効になっていることを確認する。

なお、手順6以降の代わりに、[ファイル] > [アカウント] > [有効化]で、「購入者」もしくは「手順5で作成したアカウント」のメールアドレスとライセンスコードを使うこともあります。

しかし、上記の手順の方が環境移行などの際に手順が楽です。

また、同じアカウントで「有効化」と「関連付けしてログイン」を行うこともできてしまいます。

この場合に消費されているライセンスは1つのみのようですので、安心してください。(2つ消費されるわけではありません。)

環境を移行したい時は・・・
消費している環境数に余裕があれば問題ありませんが、もし余裕が泣ければ、以下の手順を踏んでください。
  1. [ファイル] > [アカウント] > [ユーザーセンタ-]をクリックする。
  2. 「デバイス」を確認する。
  3. 不要な環境の「解除」ボタンを押下する。

余談ですが、EdrawMaxでチーム向けライセンスを購入した場合は、ライセンスを購入したアカウントが一括管理できます(リンク)。

EdrawMindもこのような管理方法ができれば、管理も楽なのに・・・

アカウント移行時

アプリ側とWeb上で行う作業があります。

移行後は、変更後のメールアドレスとパスワードで、アプリにログインしてください。

対応場所実施内容
アプリ側アプリからログアウトすれば良いです。
ただし、[ファイル] > [アカウント] > [無効化]がアクティブ(活性)状態の場合は、「無効化」の処理を行ってから実施しましょう。
なお、一度「無効化」を行うと、30日間は無効化できなくなるので、注意が必要です。
Web側以下の手順を行ってください。

  1. Wondershareのサイトにあるログインページ(リンク)で、移行したいアカウントでログインする。
  2. ログイン後の画面で、右上のログインユーザーアイコンから、「アカウント」を押下する。
  3. アカウントページの左側のパネルで、[アカウント] > [プロフィール]を押下する。
  4. 「メールアドレスの変更」ボタンを押下し、変更手続きを行う。

商品情報

「割引が大きい」「ライセンスの選択幅が広い」「EdrawMaxとのセット購入ができる」と言ったメリットがあるため、公式サイト(リンク)での購入が、個人的には一番オススメです。

以下は、個人向け:永続ライセンスの様です。

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まとめ

今回は、マインドマップツールのEdrawMindについて記載しました。

マインドマップは「思考の整理」という使い方にとらわれず、自由な使い方が出来ると思います。

その幅を狭めないツールそれが、「EdrawMind」だと感じています。

ぜひ、参考にしてみて下さい。

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